2025.01.29

【いざセンバツ】投打に充実の「常葉大菊川」…2度目の全国制覇に向けて“ キーマン”を直撃!(静岡)

ニュース 24日・金曜日に行われたセンバツ出場校発表で、2年ぶり6度目の出場が決定した、静岡・常葉大菊川高校。投打に充実、2度目の全国制覇へ歩みを進めるチームのキーマンを直撃取材しました。

(常葉大菊川 加藤 伸司 校長)
「見事甲子園への出場が決定しました」

(常葉大菊川 硬式野球部員)
「甲子園頑張るぞ」

先週・1月24日・金曜日に行われたセンバツ出場校発表で、2年ぶり6度目の出場が決定した、静岡・常葉大菊川高校。

2024年秋、県1位で進出した東海大会の準決勝。4点差を追いついて迎えた7回表、3番・佐藤のタイムリーツーベースで、5-4と逆転に成功すると…。9回裏、一打サヨナラのピンチを切り抜け、至学館に勝利。東海大会の決勝進出を果たしたことで、選抜大会への出場を確実にしていました。2007年以来2度目の全国優勝へ。「every.しずおか」は投打のキーマンを直撃しました!

まずは、強力打線の先頭バッター、キャプテンの橘木千空選手。

(常葉大菊川 橘木 千空 選手 主将・2年)
「基本的にどんな球が来ても広角にはじき返せるのが自分の強み」

橘木選手は、1年生の夏からスタメンで出場。秋の県大会・東海大会では打率5割8分1厘と打ちまくり、伝統の強力打線の導火線としてチームをけん引しました。

(常葉大菊川 橘木 千空 選手 主将・2年)
「2年生の夏に打てなくて、その悔しさもあって、その経験を秋にぶつけようと自分で考えて練習量を増やした結果が秋につながったと思う」

選手権の悔しさをバネに成長したキャプテンが、聖地での勝利に意欲を燃やします。

(常葉大菊川 橘木 千空 選手 主将・2年)
「勝利を絶対にしないといけない。チーム全員で勝利に向かってやっていきたい」

そして、もう一人。静岡市出身のサウスポー・大村昂輝投手、2年生。大村投手は、ある思いを胸に、常葉大菊川の門をたたきました。

(常葉大菊川 大村 昂輝 投手・2年)
「田中健二朗さんや、一個上の久保さんであったり、自分の中で常葉菊川といえば左ピッチャーのイメージがある」

特に目標としているのが、「くふうハヤテ」の田中投手。2007年春の選抜では、抜群のコントロールを武器に打者を翻弄し、初優勝に貢献。その田中投手と当時バッテリーを組んでいた石岡監督は、大村投手について…。

(常葉大菊川 石岡 諒哉 監督・35歳)
「コントロールの良さは2人に共通している。田中投手もコントロール良かったし、大村投手もコントロールに関しては匹敵するものがある。大村で負けたらしょうがない、大村が打たれたらしょうがない…というピッチャーになって欲しい」

秋の大会では、県・東海を通じて50回と3分の2を投げて四死球わずかに4と、コントロールの良さを証明しました。左腕の系譜を受け継ぐ大村投手が、全国の舞台で躍動します。

(常葉大菊川 大村 昂輝 投手・2年)
「自分にとっては夢であり、チームにとって目標だった甲子園。まずいい準備をして必ず勝ちに行く」

投打に充実の常葉大菊川、2度目の全国制覇へ、歩みを進めます。常葉大菊川の躍進に期待しましょう。

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