2025.03.12

【教訓生かした防災プロジェクト】“バルーン”活用し津波避難場所をいち早く知らせる実験(静岡市清水区)

ニュース 津波の避難場所をいち早く知らせようと、12日、静岡市清水区の商業施設で、ある実験が行われました。

津波の避難場所をいち早く知らせようと、12日、静岡市清水区の商業施設で、ある実験が行われました。

12日、静岡市清水区にある「エスパルスドリームプラザ」の屋上から揚げられたのは…ピクトグラムが描かれた緑色のアドバルーン。

これは、東日本大震災の津波被害を踏まえ、新たな防災対策として、東北大学の学生らが約2年前から始めたプロジェクトで、沿岸部で見つけにくい津波避難ビルの場所を、バルーンを使うことで、いち早く伝えられるようにと取り組まれているものです。

(津波バルーンプロジェクト 成田 峻之輔 代表)
「いつ起きても柔軟に安全に避難ができるような、人的な被害を少しでも低減できるようにしたいなと思っております」

今後は、地震や津波の発生時に自動でバルーンが上がるよう、開発が進められる予定です。

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