
JR東海の電車内に設置されている行き先などを示す表示器を盗んだとして、警察は33歳の無職の男を逮捕しました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、静岡・富士市原田に住む33歳の無職の男です。警察によりますと、逮捕された男は、2024年6月下旬と11月上旬の2回に渡り、JR東海の浜松駅から沼津駅を走行する電車内で、行先を表示するデジタル式の「行先表示器」2個、時価計約63万円相当を盗んだ疑いがもたれています。
男は、2025年2月にJRのポスターを盗んだ疑いで逮捕され、処分保留で釈放されていました。その後、警察が捜査を継続した結果、男の自宅で「行先表示器」などを発見し、逮捕に至ったということです。
警察の調べに対し男は、「盗んだことはわからないので、思い出します」などとあいまいな供述をしているということですが、男の自宅からは、複数の列車関連の品が押収されていることから、余罪を含め捜査を継続しています。