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静岡第一テレビ放送番組審議会「放送番組審議会だより」を掲載
静岡第一テレビが放送する番組の向上改善と適正を図る為、放送番組等の審議を行うことを目的とする、放送法に基づく審議機関です。
審議会は、識者8人によって構成され、年10回(1・8月を除く毎月)開催されます。「審議会だより」では、最新の審議会の概要をお伝えしています。
※2024年4月~2024年9月における放送番組種別および種別放送時間・CM放送時間量
2024年11月21日
静岡第一テレビが放送する番組の向上改善と適正を図る為、放送番組等の審議を行うことを目的とする、放送法に基づく審議機関です。
審議会は、識者8人によって構成され、年10回(1・8月を除く毎月)開催されます。「審議会だより」では、最新の審議会の概要をお伝えしています。
※2024年4月~2024年9月における放送番組種別および種別放送時間・CM放送時間量
2024年11月21日
「第424回放送番組審議会だより」
1.開催月日 2024年11月20日(水)
2.開催場所 静岡第一テレビ
3.出席者 委員7名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、石井 潔(副委員長)
西村 等、橋本 真典、嶋田 麗子、小川 翼、近藤 雅文
網代 夏奈(※文書による意見)
4.議 題 『天神屋Presents 密着!大相撲静岡場所』
2024年11月2日(土) 午後4時30分~午後5時放送
5.概 要
はじめに「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。
その後、議題番組について審議、最後に「番組種別報告」が行われた。
5年ぶりに静岡市で開催された「大相撲静岡場所」巡業に番組が密着!相撲が大好きという通称「スー女」こと山根千佳さんが舞台裏へ。
その魅力や楽しみ方、知られざる土俵の作り方やちびっこ相撲など、本場所では見られない静岡場所の様子をお伝えしました
主な意見
・土曜日夕方にリラックスして楽しめた番組だった。オーソドックスな作りだが、へぇと思えるような知識がちりばめられていて良いアクセントとなっていた。スー女の山根千佳さんは落ち着いたいいナビゲーターだった。
・「巡業を見に行きたいな」と思わせる、巡業の楽しさにフォーカスした内容だと思った。一方「相撲=興行」という印象を視聴者に与えてしまうことで、スポーツ・相撲道として取り組んでいる力士にはちょっと申し訳ないな…とも思った。
・相撲にあまり関心のない人でも楽しく見ることができる構成となっていた。地元力士、地元の子どもたちが登場するなど、温かいトーンで見られる番組だった。さらに静岡おでんや静岡の地名が出てくることで、地元の魅力を改めて感じる良い機会となったのではないか。
・土俵の作り方などいろいろなトピックが取り上げられ、飽きない内容となっていたし、どこかで披露したくなるような知識を得られ、お得感がある番組だった。実際に巡業を見に行って確かめたいと思わせるような場面もあった。
・力士が静岡おでんを食べている様子など、本場所では見られないような素の姿が映し出され、巡業の楽しさが感じられた。昔の力士と異なり、いまの力士はコメントもはきはきしていて、時代の流れを感じた。また、本場所の緊張感なども紹介すると、ぴりっと引き締まったのではないか。
・巡業に焦点を当てた番組は見たことがないので、多くの視聴者に新鮮に映ったのではないか。リポーターの山根さんは相撲愛にあふれていて大変良いと思った。初めて知ること、多くの人の関心があることが取り上げられていたと思う。
・最近見た情報番組の中で一番面白かったと思う。わかりやすく、相撲ファンならではの注目ポイントを教えてくれた山根さんのキャスティングは素晴らしかった。子ども力士に稽古をつけてくれる場面は、ほっこりしながら夢が描ける内容で良かった。
・豆知識をたくさん得ることができる番組だった。30分と限られた時間の放送だが、取組以外の部分ももっと紹介することで、相撲ファンも増えていくのではないか。今回のように、定番のサッカー以外のスポーツも取り上げることで、スポーツ観戦の面白さや興味をもってもらえる、そんな番組作りを楽しみにしている。
意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2024年11月21日(木)
②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2024年12月8日(日)午前6時~6時15分予定
③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/
④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地
2024年4月~2024年9月の放送結果を以下によりご覧いただけます。
▽2024年4月~2024年9月における放送番組種別および種別放送時間・CM放送時間量
├◆2024年4月第3週番組種別一覧
├◆2024年5月第3週番組種別一覧
├◆2024年6月第3週番組種別一覧
├◆2024年7月第3週番組種別一覧
├◆2024年8月第3週番組種別一覧
├◆2024年9月第3週番組種別一覧
├◆2024年4月~2024年9月種別時間およびCM放送時間量
└◆2024年10月期基本番組表
※◆放送番組の種別の基準
2024年11月20日
「第423回放送番組審議会だより」
1.開催月日 2024年10月16日(水)
2.開催場所 静岡第一テレビ
3.出席者 委員7名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、石井 潔(副委員長)
網代 夏奈、橋本 真典、嶋田 麗子、小川 翼、近藤 雅文
西村 等(※文書による意見)
4.議 題 『24時間テレビ47 静岡PART.1~3』
2024年9月1日(日)放送
5.概 要
はじめに新委員(近藤雅文氏)の紹介が行われ、つづいて「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。
その後、議題番組について審議が行われた。
今回で47回目となる「24時間テレビ」。今年のテーマは『愛は地球を救うのか?』。これまでの活動を問い直し、番組のあり方、
チャリテイーのあり方を改めて見直す、大きな転換点を迎える回となりました。静岡からは、苦難に向き合いながらも前を向き進む人、
だれかのために動き続ける人、そんな皆さんの姿を取材しお届けしました。
主な意見
・乗り越えようとする、挑戦するなど、救いになる映像が多く、内容も充実していた。難病の料理人・鈴木さんの話は、親と常に一緒にいるのはつらい、でも感謝している、申し訳ない、という成人した人の複雑な心情がよく伝わる、心にせまるインタビューだった。
・1年に一回、色々なことを考える貴重な番組だと思っている。ウガンダのバッグ工房を立ち上げた仲本さんの活動は、仕事を与えるだけでなくその人の技術を引き出していくという、社会に対してのメッセージとして意味があることなのではないかと思った。
・今年はキャッシュレス募金の案内が多くいいな、と思った。CM中でも寄付金の用途が紹介され、役立っていることが実感できた。yosuさんの話でのよしお兄さん(小林よしひささん)の「障害を知っておかないと治療法も発達していかない」というコメントは、バラエティー系ゲストの中でバランスのとれた言葉だった。
・難病の息子と闘う加納選手の話は、両親が息子を見守る様子を見るたびグっときてしまった。笑顔を忘れない家族の姿は見終わったあとに爽快感があった。全体の内容が一昔前のお涙頂戴型から、ハッピーエンド追求型に変わってきたことで、また来年も見たくなる気持ちになったと思う。
・感動を伝えるためにと過剰演出になりがちな番組だが、今回は抑制がきいた内容となっていた。栗農家の松尾さんなどの主人公に共通しているのは、何かに挑戦しているということ。愛と挑戦を結び付けた内容は、視聴者にも勇気や優しさをもたらしたのではないか。
・難病の料理人の話で、機械を付けているあいだのルールなど新しく学ぶところもあった。事前取材のなかですでにコメントし編集もされまとめてある後で、生のスタジオでコメントを求めるのは、素人の方にはハードルが高いことなのではないか。
・栗農家の松尾さんで紹介された「遠州和栗プロジェクト」が、このような広域の活動をしているとは驚きだった。能登を離れることを決意した一方、静岡で能登栗を残していく決意をした松尾さんの前向きな姿に感銘を受けた。
・爽快感、辛さを感じさせない作りは、見て満足感があった。「愛は地球を救うのか?」のテーマの通り、親子の愛、絆の底力などが人を救う、という一貫した内容となっていた。マンネリともいわれることがある番組だが、今回のような内容ならば今後も、他の番組で少しずつ紹介を続けるのも良いのではないだろうか。
意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2024年10月17日(木)
②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2024年11月10日(日)午前6時~6時15分予定
③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/
④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地
2024年10月21日
「第422回放送番組審議会だより」
1.開催月日 2024年9月18日(水)
2.開催場所 静岡第一テレビ
3.出席者 委員7名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、石井 潔(副委員長)
西村 等、大脇 順実、橋本 真典、嶋田 麗子、小川 翼
網代 夏奈(※文書による意見)
4.議 題 『新ニッポン観光!ウハウハ新名所の仕掛け人』
2024年8月3日(土) 15:00~15:55放送
5.概 要
はじめに「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。
その後、議題番組について審議が行われた。
いまニッポンは空前のインバウンドブーム!全国各地には外国人の観光客の姿が。そんなニッポン観光が実は、大きく様変わりしていました。外国人が殺到する、まさかの新名所。そしてそこには、ニッポン観光の仕掛け人が!果たして彼らはどんな方法で、外国人観光客の心をつかんでいるのでしょうか?
主な意見
・家族や友人とわいわい楽しみながら見られる、いいバラエティー番組に仕上がっていた。仕掛け人たちがチャンスをつかんだ、そのヒントなどを入れてもらえると、さらに面白くなったのではないか。
・普段する「観光」とは別の視点でみることができたのが面白かった。静岡は魅力あるところが多いのにPRが苦手…と言われるが、静岡だけでこのような番組ができる日が来るといいな、とも思った。
・各、仕掛人の「実行する力」には素直に尊敬。清水のプライベートツアーの話題は文化交流の面もあり、良かったのではないか。全体に話題が数多く詰め込まれていて、テレビというより動画がひしめいている、動画配信を見ている感覚だった。
・出演者の配置が良かったと思うし、コメントも的確。王林さんのリアクションも自然体だった。8つのトピックがランダムに紹介されていたので、何らかのカテゴリー分けをしたら良かったのではないか。
・最近、テッパンの観光地ではなくあまり知られていないものを、と言われることも多く、今回紹介されたコンテンツはとても勉強になった。このような仕掛け人が静岡にもどんどん出てきてほしいと思った。
・外国人観光客が増えたとは感じるが、こんなにインバウンド対応がされているとは大変新鮮だった。一方、清水の豪華客船対応や身延の宿坊の話題は、自分に身近に感じ印象的な内容だった。
・静岡の観光タクシーの話題は、静岡で働いている私たちも富士山を題材に何か仕掛けることができるのでは?と心をくすぐる内容だったと思う。楽しく、景気よく知ることができる楽しい番組だった。
・SNSなどの使い方が今後は観光だけでなく世の中全体を変えていくのでは?これからは人も減り資源もない日本でどのように経済を進めていくのか?など、旅番組のようで色々なことを考えさせてくれる、良い番組だった。
意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2024年9月19日(木)
②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2024年10月13日(日)午前6時~6時15分予定
③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/
④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地
2024年09月24日
「第421回放送番組審議会だより」
1.開催月日 2024年7月17日(水)
2.開催場所 静岡第一テレビ
3.出席者 委員7名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、石井 潔(副委員長)
西村 等、網代 夏奈、橋本 真典、嶋田 麗子、小川 翼
大脇 順実(文書での感想)
4.議 題 『NNNドキュメント 塀の外の死刑囚゛袴田事件゛58年後の再審裁判』
2024年6月9日(日) 深夜0:55~1:25放送分
5.概 要
はじめに「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。
その後、議題番組について審議が行われた。
1966年・当時の清水市で一家4人が殺害された事件。自白ののち死刑判決を受けた袴田巌さんは10年前に釈放され、再審裁判が去年から始まっている。事件から1年以上を経て味噌タンクから発見されたという、血の付いた衣類を東京高裁は、捏造の可能性を指摘している。まもなく判決となる再審裁判の行方は。
主な意見
・再審判決前のこの時期に新事実や経緯の説明は非常にわかりやすかったが、一方で裁判制度などに詳しくない人にとっては内容が理解しづらいところもあった。また、これだけ時間がかかってしまったことや、法制度の問題などは、判決前の今であってももう少し突っ込んだ説明があってもよかったのではないかと思う。
・この長期間にわたる事件を、30分という短い時間で全体像が理解できるように、よく構成されていたと思う。判決が近く予定されているという時期にふさわしい内容だった。また授業等でも見られる長さの番組なので、法教育として子どもたちに見せるのにも良い内容だったのではないか。
・事件についてこれまで深く知ることはなかったのだが、再審への道がとても大変、ということを、他局のドラマで見たうえで今回知ったので、理解を深めることができた。静岡地裁という身近な場所でこの事件を取り扱っていたということで、県民としても事件についてもっと知る必要があると思った。
・事件について問題点が整理されていないなか、えん罪の可能性が問題なのか、司法制度が問題なのか、焦点がぼけてしまった点は否めない。番組冒頭で問題を列挙するようなものがあれば、番組制作の意図がよく伝わったのではないかと感じた。やはり番組が一時間あっても足りないような内容だった。
・単純な時系列で進行するのではなく、視聴者が理解しやすいような流れで作られているのがとても良かった。視聴者が改めて情報を整理するのに役立ったのではないか。一方ナレーションが多いつくりだったが、視聴者に考える「間」、感じる「間」を与えないようなことになっていたのでは、と感じた。
・58年間を26分間にまとめるのは、その時間で全てを把握するのは難しいが、取り調べの可視化、証拠開示の重要性など、ポイントを押さえることに重点を置いているのかな、と思った。ビートルズ来日中の事件、という導入部は、ここまでの時間経過を改めて知る良い出だしだったと感じた。
・再審の構造的な問題点については、なぜ10年もかかってしまったのかということも含めて、もう少し解説も加えてもらえるとわかりやすくなるのではないかと感じた。
・これまでのことがとてもわかりやすくまとめられていると思った。一方で後半部分は、限られた放送時間で、駆け足でまとめたようなところもあり、いまひとつ視点が定まっていないようにも感じた。また使用している写真や記事などの出どころ、情報源を掲載しておくと良いと思った。
意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2024年7月18日(木)
②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2024年8月11日(日)午前6時~6時15分予定
③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/
④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地
2024年07月18日
「第420回放送番組審議会だより」
1.開催月日 2024年6月19日(水)
2.開催場所 静岡第一テレビ
3.出席者 委員7名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、石井 潔(副委員長)
西村 等、大脇順実、橋本 真典、嶋田 麗子、小川 翼
網代 夏奈(文書での感想)
4.議 題 『every.しずおか』
2024年6月3日(月) 16:45~17:53放送分
5.概 要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶があり、
「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。
その後、議題番組について審議が行われた。
「今、起きている」「今、知りたい」静岡の出来事を詳しくお伝えしている、68分間の生放送。
天気予報からスポーツ、街の話題まで内容盛りだくさんでお届けしています。
さらに、アンカー津川祥吾さんとコメンテーター陣が、ニュースをわかりやすく解説。
6月3日の放送では鈴木知事に津川氏が、鋭く迫りました。
主な意見
・アンカー津川さんによる鈴木知事のインタビューは、鋭いところを聞いているなと感じた。また知事も率直に言い繕うことなく答えていて、それを引き出せるのも旧知の間柄の津川さんだからこそと思った。
・良し悪しが分かれるところかと思うが、津川さんが鈴木知事に対し「タメ口」っぽいところが、一線をちょっと越えてしまっているな、親しき中にも礼儀あり、という形でやって欲しかった。
・選挙期間中の公約はしっかり守ってよ、というスタンスのもとでの津川さんのインタビューは良かったと思う。質問に対し知事が動揺する様子もあったので、見ていた県民もこれからしっかりウォッチしていかなくては、と思ったのではないか。
・定額減税の説明はとてもわかりやすかった。鳥海高太朗さんの経営者、経理担当者としての発言がとても参考になった。鳥海さんは個性もあって話の内容もおもしろく、もっと話を聞いてみたいと思う。
・物価上昇と定額減税について、津川さんからの「消費税の減税もいい」という発言など、報道番組でも別のやり方、考え方を提起していくことも必要だと思う。また県内のニュースは早い時間に放送して欲しい。
・知事へのインタビューは痛いところを遠慮なく突いた良い企画だった。鈴木知事は前のめりの西部気質の方と思うので、これから東部中部西部のカルチャーを考慮しながら県政を運用するのは大変なのだろうなと感じた。
・質問に対する知事の答えは結構不安になる、ちょっと適当な人だな、と思った。津川さんがその隙をつくようなインタビューになっていて良かった。県総体男子サッカーなど、夕方ニュースで高校生の活躍が見られるのはうれしい、県民の希望だなと思った。
・以前夕方6時台に放送していたころは仕事から戻って見る、というライフスタイルだったが、今回改めて見て、情報番組の「まるごと」に近づいてきているのではないか、と感じた。ニュース番組との境目が薄れてきたのではないか。各局ニュースを放送するなかで、どう差別化していくか、も課題だと思う。
意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2024年6月20日(木)
②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2024年7月14日(日)午前6時~6時15分予定
③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/
④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地
2024年06月24日
「第419回放送番組審議会だより」
1.開催月日 2024年5月22日(水)
2.開催場所 静岡第一テレビ
3.出席者 委員7名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、石井潔(副委員長)
西村 等、網代 夏奈、橋本 真典、向井 太、嶋田 麗子
欠席 大脇 順実(文書での感想)
4.議 題 『梅沢ツアーズ』
2024年3月31日(日)午後1時~1時55分放送
5.概 要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶があり、
「番組種別放送時間」「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。
その後、議題番組について審議が行われた。
梅沢富美男ならでは!ワンランク上の静岡旅!大御所芸能人ならではの「極上旅」を番組が考案!
梅沢富美男さん、王林さんの2人の人気タレントを、静岡代表の久保ひとみさんがご案内しました。
キーワードは「きょうは梅沢さんなので特別に・・・」
知られざる静岡の魅力を詰め込んだ、極上の梅沢ツアーズ静岡スペシャルをお届けしました。
主な意見
・昨今大げさな食リポがみられるなか、出演の3人が会話を楽しみながらの自然体で好印象だった。ぜひ静岡版の続編をやって頂きたい。
・有名どころだけでなく、知る人ぞ知るような場所も紹介しており、全体としてバランスが良かった。座禅の感想は難しいと思うが、王林さんのコメント「無になるって怖い」は自然で飾り気のないコメントだったと思う。
・紹介先が、一部を除いて想定できる場所だったので弱さを感じた。梅沢さんの、久保さんに対しての当たりが強く、久保さんのキャラクターも出ていなかったと感じた。王林さんはコメント力もあり、頭の良い女性なんだなと思った。
・鮎の天ぷらを食べたときの梅沢さんの表情、それを捉えた映像表現はすごかった。一方、熱いのをこらえてコメントしている王林さんは応援したい気持ちになった。これぞ静岡第一テレビの情報バラエティーの王道、と感じる番組だった。
・訪問先も良かったが、車中や店内でのやりとりも面白かった。我々が背伸びすれば行けるような場所ではなく、著名人が特別な体験をするような内容にはやはり根強いニーズがあるのかな?と思う。
・当シリーズの前回の放送は女性タレントが騒がしく入り込めないところがあったが、王林さんは落ち着いていて、このようなタイプの人をぜひ積極的に使っていただきたい。全体に、抵抗なく見させていただいた。
・作っていただいた物をすぐ口にする姿が、作り手に対してのリスペクトを感じた。座禅体験のところでもしっかりした座り姿で取り組まれるタレントさんの姿がすごく良いなと思った。
・ランク上の特別な場所と私たちでも行けそうな場所が両方紹介され、良い番組だと感じた。また、移動の車内のやりとりやエピソードが面白かった。次回、梅沢さんがどなたと旅するのか楽しみ。
意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2024年5月23日(木)
②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2024年6月9日(日)午前6時~6時15分予定
③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/
④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地
2023年10月~2024年3月の放送結果を以下によりご覧いただけます。
▽2023年10月~2024年3月における放送番組種別および種別放送時間・CM放送時間量
├◆2023年10月第3週番組種別一覧
├◆2023年11月第3週番組種別一覧
├◆2023年12月第3週番組種別一覧
├◆2024年1月第3週番組種別一覧
├◆2024年2月第3週番組種別一覧
├◆2024年3月第3週番組種別一覧
├◆2023年10月~2024年3月種別時間およびCM放送時間量
└◆2024年4月期基本番組表
※◆放送番組の種別の基準
2024年05月23日
「第418回放送番組審議会だより」
1.開催月日 2024年4月17日(水)
2.開催場所 静岡第一テレビ
3.出席者 委員7名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、石井 潔(副委員長)
大脇 順実、網代 夏奈、橋本 真典、向井 太、嶋田 麗子
西村 等※文書による感想
4.議 題
『KING KAZU-レジェンドの現在地-』
2024年3月10日(土)午後1時~1時55分放送
5.概 要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶があり、「静岡第一テレビ番組基準改正」「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。
KING KAZUこと三浦知良選手。これまで数々の栄光をつかんできたサッカー界のレジェンドは今、ポルトガル2部リーグでストイックな生活を送りながら懸命にボールを追いかけている。盟友である元日本代表・北澤豪が現地で密着取材を敢行。カズが今、何を考え、何を目指しているのか…全てを聞き出す。さらに中山雅史、小野伸二が知られざる”カズ伝説”を語る。これまで見たことのない”レジェンドのリアル”が明らかになる。
主な意見
・サッカーがマイナーからメジャーに変わっていく過程のシンボルがカズさん。時代の生き証人をうまく見せていた。ドーハの悲劇についてなど、しみじみ語る姿はあまり見たことがないと思う。静岡第一テレビにはどこまでもカズさんを追いかけて欲しい。
・触れちゃいけない、訊きづらい、という質問に、これは北澤豪さんだから答えてくれたのかなと思いながら見た。カズさんの歴史は日本サッカーの歴史、と改めて感じた。普段は見られない姿、聞けない言葉など、ぐっとくる会話がたくさんあった。
・内容そのものに没入して見てしまった。言葉を引き出す凄み、発する言葉にキング・カズのプライドを感じた。開局45周年番組という気合が伝わってきた。
・アスリートがこんなに本音で語ってくれる番組はなかった。旧友の北澤さんだから実現したことだと思う。自分が感じる、北澤さんへの好感度も上がった。他人に勧めたい、と久々に思わせる番組だった。
・昨今、タイムパフォーマンスなどの考え方があるなかで、真逆の、愚直な感じが伝わってきて素直に感動した。同じく現役にこだわった中山雅史さんの言葉にも本音が出ていた。次回はこちらもレジェンドの中田英寿さんとの対談も見てみたいと感じた。
・三浦選手に対するイメージは「格好つけてるな」と感じていたが、それは彼がある程度意識してやっているということや、改めて日々の努力やサッカーに対する愛情なども出ていて、興味深く見せていただいた。
・ポルトガルのチームは華やかなものではなく、厳しい環境であることを初めて知り驚いた。本人のコメントも印象的。我々が知りたいこと、日ごろからの疑問をすっきりさせてくれる、大変面白く見られる番組だった。
・三浦知良という人の練習に対する執念、全力で試合に向かっていく、という姿勢がよくわかった。証言者のコメントに対しての反応もしっかり捉えられていた。見ていて番組の中に引き込まれていく、開局45周年にふさわしい番組だった。
意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2024年4月18日(木)
②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2024年5月12日(日)午前6時~6時15分予定
③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/
④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地
2024年04月18日
放送番組審議会だより
「静岡第一テレビ番組基準」に、新たな条文が追加されます。
(2024年4月より)
[第56条]
「放送内容によっては、SNS等において出演者に対する想定外の誹謗中傷等を誘引することがあり得ることに留意する。また、出演者の精神的な健康状態にも配慮する。」
※なお旧・第56条以降は、この条文の追加により1ずつ繰り下がります。
【解説】
一般論として、放送を契機とした第三者からの出演者に対する誹謗中傷等について放送局は法的責任を負うものではないが、放送内容や番組内での出演者の言動などによっては、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)等によって、出演者への思いもよらない誹謗中傷・人格攻撃・名誉棄損・個人情報の暴露などが、誘引されるおそれのあることを留意すべきである。
このため、番組ジャンルや番組内容、出演 者の属性に応じて出演者保護対策を講じるよう努め、特に、公人とは異なる一般の人やサポート体制が不十分な出演者に対しては、精神的な健康状態に配慮が必要となる。
なお、こうしたSNS等による誹謗中傷から出演者を保護するための具体的な対策の参考として、「番組出演者への誹謗中傷に関する留意事項」を策定した。
留意事項のすべての項目を実施するものではなく、番組ジャンルや番組内容、出演者の属性などに応じて必要な項目を検討・選択し、状況にあわせた適切な出演者への配慮を行うことが望ましい。
[番組審議会での経緯]
第413回放送番組審議会(2023年10月18日) 委員に対し改訂部分を説明
第414回放送番組審議会(2023年11月15日) 改正について委員に諮問、答申
2024年4月付で改正を決定
2024年04月08日
「第417回放送番組審議会だより」
1.開催月日 2024年3月13日(水)
2.開催場所 静岡第一テレビ
3.出席者 委員4名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、石井 潔(副委員長)
網代 夏奈、向井 太
※欠席委員は文書による感想です
4.議 題
『スゴ技!バス魂!!』
2024年2月24日(土) 10時30分~11時25分放送
5.概 要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶があり、「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。
静岡県バス協会がバス運転士の運転技術・安全意識の向上と、プロ意識の醸成を目的に2023年から始めた「静岡県バスドライバーズコンテスト」。今年も、県内のバス会社各社を代表する運転士が運転技術を競いました。番組では、バス研修センターでみやぞんがバスの運転に挑戦!果たして上手く乗りこなすことができたのか!?さらに、大会に出場する運転士を密着取材!大会へ向けて練習に励む様子やバス運転士としての日常業務へのこだわり、情熱に迫ります。知られざるバスの雑学なども盛り込みながら番組をお届けしました。
主な意見
・最後にテロップ表記された「バスの見方が変わりましたね スゴくないですか?」というメッセージの通りで、客として利用する時とは違う緊張感のある仕事だと気づける良い番組だった。予想外の驚きのある内容だった。
・登場した運転手たちのことばも恰好よく、運転手不足のなか立派な人材が育っているのだなと安心した。またコンテストの説明をするバス会社の方がスポーツ中継の解説者のようで面白かった。
・最後のみやぞんさんの歌は大変良い応援歌になっていた。コンテストの映像を積極的に打ち出して、運転手という職業に関心をもってもらうのは大事なことだと思う。社会的に大きな意義のある番組だった。
・出場者の練習風景や家族への取材は、大会にかけている思いがわかりやすく表現されていた。運転手不足問題には切迫感も感じるが、みやぞんさん・澤井アナの楽しい進行で見る側は「スゴ技」を堪能できたと思う。
・鉄道に比べバスはコアなファン層が多いので、このような番組は珍しく感じた。運転手が一般道をしゃべりながらの取材は臨場感が伝わってくるものの、少し視聴者が不安を感じるのではないかと思った。
・日常では知り得ない知識を得ることができ、知る楽しさが存分に味わえた良い番組だった。運転手が語るエピソードも、職業としての素晴らしさを上手に切り取っていた。番組とCМの連動を、同業他社の連合体で行う企画は新鮮で面白かった。
・出場者も種目も多いコンテストだが、注目点を絞ったり家族取材を入れることで冗長にならず、最後まで楽しんで見ることができた。マニアックな分野をテレビクオリティの出演者・作りで見られる番組がもっと増えるといいと感じた。
・今後のバス運転手不足問題はあるが、このような番組にすることや、コンテストに一般の観客を入れるなどイベント化し広めることで、将来の運転手問題解消につながっていくのではないか。来年のコンテストも番組になるのなら、ぜひ見てみたい。
意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2024年3月14日(木)
②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2024年4月14日(日)午前6時~6時15分予定
③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/
④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地
2024年03月15日
「第416回放送番組審議会だより」
1.開催月日 2024年2月21日(水)
2.開催場所 静岡第一テレビ
3.出席者 委員8名出席(出席委員氏名 敬称略)
江藤 秀一(委員長)、石井潔(副委員長)
西村 等、大脇 順実、網代 夏奈、橋本 真典、向井 太、嶋田 麗子
4.議 題
『every.しずおか 年末SP2023』
2023年12月28日(月) 放送
5.概 要
はじめに静岡第一テレビ赤座社長の挨拶があり、「視聴率調査の結果」「視聴者の声」等について報告が行われた。その後、議題番組について審議が行われた。
2023年の事件、事故から政治・経済・注目のイベントまで、静岡の1年をわかりやすく振り返り。また視聴者アンケートによる、県民の関心が高かったニュースの、その後を追跡取材。スタジオには浜松市出身で俳優・モデルの田中道子さんが登場。さらに航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんが2023年を象徴するような、そして2024年にも注目の現場から生中継しました。
主な意見
・圧巻に思ったのは、静清バイパス橋桁の高架上の取材で、状態が良くわかる内容だった。発生からしばらく経ち記憶も薄れてきたなかで、しっかりと取り上げてくれたのは良かった。
・話題が多い1年を時間軸等で整理したほうが…と思ったが、ひとつひとつシンプルにわかりやすくまとめられていたので非常に良かった。難波静岡市長のリニアに対してのインタビューは前向きな内容だったと思う。
・ハヤテ223の「ハヤテ」って何?駿河屋って気になるけれど…など、知りたくなる、調べたくなるきっかけとなる番組だった。難波市長の大根説明の話は、知らない人にも解るようにもう少し親切な解説が欲しかった。
・バーチャル画面と出演者の組み合わせはわかりやすいものだったが、出演者がずっと立ちっぱなしなのは、見ていて落ち着かなかった。視聴者の声も取り入れられているなど、選んでも観てみたいニュース番組だった。
・キャラクターの違う3人の女性出演者は楽しく、自分も女子会に参加しているかのように感じた。年の前半や小さな事件などのように、忘れかけていた出来事にもふれてもらえると満足感があったのではないか。
・2023年だけでなく来年にもフォーカスした内容だった。せっかくの視聴者アンケートだったのでランキング順などのほうが頭の整理がついたのではないか。政治のニュースでは専門家のコメントなど、深掘りがあっても良かったと思う。
・50本全部がバーチャルで表示されると全体を見渡し難いところがあり、重大ニュースに絞るほうがよかったのではと思った。ハヤテ223の取材は個人に焦点を当て、どういう準備をしているのかよく分かった。
・毎年見ているが、今回は女性3人が和気あいあいとしながら淡々と進めているのが新鮮だった。明るい話題、やや重い話題、そして新年に向かって明るい話、という構成は良くできていたと思う。
意見の公表:
①読売新聞(静岡県内版)紙上にて公表
掲載日:2024年2月22日(木)
②自社制作番組:「ふれあい・てれび」
放送日:2024年3月10日(日)午前6時~6時15分予定
③自社ホームページに掲載
URL https://www.tv-sdt.co.jp/
④議事録の備え置き
本社 静岡市駿河区中原563番地
2024年02月22日
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