埼玉や静岡・富士宮市などで道路が陥没したことを受け実施している緊急調査について、11日、静岡県は、各市町の担当者などを対象にした 調査手順などの説明会を行いました。
2025年1月に、埼玉県で、老朽化した下水道管の腐食により、道路が陥没。2月には、富士宮市でも、老朽化した排水管の漏水により、路面が陥没しました。これを受け、県は、11日、各市町の道路の維持や管理などを行う担当者、民間のインフラ管理者を対象に、説明会を実施しました。
県は、3月5日から28日までの予定で、災害発生時に緊急車両の通行を確保するための第1次緊急輸送路の382キロを対象に、地中レーダ探査車両を使用し、道路の下に空洞がないかなど、現在、調査を行っていて、11日の説明会では、緊急調査の概要や使用する調査車両の説明などを行いました。県は情報を共有することで、陥没事故を未然に防ぎたいとしています。
2025.03.11