日銀の内田副総裁が、5日、静岡市を訪れ、経済・金融団体の関係者らとの懇談会に出席しました。
内田副総裁は、静岡市葵区のホテルで、経済の状況や日銀の金融政策運営について、県内の経済・金融団体の関係者らと懇談しました。その後、会見を行った内田副総裁は、静岡県の経済状況について「全体として緩やかな回復傾向にある」という認識を示しました。
(日本銀行 内田 眞一 副総裁)
「個人消費については物価上昇などの影響が見られていますが雇用所得環境の改善を背景に緩やかに増加しつつあります」「地域の状況にもきちんと目を配りながら適切な政策を進めていきたい」
また、今後の「政策金利の引き上げ」については「経済の反応を確認しながら進めていける」と述べるに留めました。
2025.03.05