
浜松市のバイパスを逆走した車が対向車と正面衝突し23歳の男性が死亡した事故で、地検浜松支部が、近く逆送した車を運転していた男を危険運転致死の罪で起訴する方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。
この事故は、2024年12月、浜松市の国道1号・浜名バイパスで、下り線を逆走した車が対向車と正面衝突し、対向車に乗っていた23歳の男性が死亡したものです。
この事故を受け、地検浜松支部は、近く、過失運転致死と酒気帯び運転の疑いで逮捕・送検した被告の男を、過失よりも罰則の重い、危険運転致死の罪で起訴する方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。
被告の男は、事故当時、酒気帯びの状態で車を運転し、アルコールの影響で正常な運転が困難な状態だったとされています。また、被告の男は事故当時、大麻成分を含む液体を所持していたとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕され、すでに起訴されています。