全国有数のテングサの産地となっている伊豆半島で解禁を前に作柄調査が始まりました。
ところてんや寒天の原料となるテングサは、県内では、伊豆半島のみで生産されています
作柄調査は、5月から本格的に始まるテングサ漁を前に、県が毎年実施しているものでおよそ30か所で実施され、生育状況を確認します
7日、調査員が水深7メートルほどの海中に潜り1㎡あたりのテングサを採取して長さや重さを調べました。
(静岡県水産・海洋技術研究所伊豆分場研究員 角田充弘さん)
「去年1340gあった場所が今年は900gしかないという状況です。」
このポイントはやや成長が悪く県は黒潮の蛇行による水温の上昇などが影響しているのではないかと話しています。
2025.03.08