11日リニア新幹線について協議する県の専門部会が開かれ県境付近での先進坑掘削の管理方法などの対話が完了しました。
11日は工事で大井川の水量減少が懸念される問題に対し「田代ダム」の取水を抑制して川の水量を確保する「田代ダム案」について、JR東海から先進坑を掘削する前はボーリング調査による結果に応じた低減措置やスケジュール調整を行うことなどが示されました。
また、1月に再開した先進坑の掘削で、県境300メートル以内におけるリスク管理方法についてJR東海から、掘削中は常時湧水量を計測する案などが示され、委員らはそれぞれ科学的根拠に基づくとして、了承しました。
これで県がJR東海との間で必要とする水資源に関する6つの対話項目のうち4項目が完了しました。
2025.03.12