静岡市は、2024年入札不調となった市民文化会館の改修工事について、再入札も不調に終わったと発表しました。難波市長は供用開始時期は変えず、計画を一部変更すると話しました。
市民文化会館の改修を巡っては、2024年4月の入札で、業者からの入札が1件もなく不調に終わりました。難波市長は「単価設定が甘かった」などとして総事業費を27億円増額し約151億円と見込んで再入札を行うと話していました。
その後、総事業費は約161億円まで膨らみ、2月4日が再入札の開札日でしたが、参加した業者の入札価格は、いずれも予定価格の2倍以上で、再び不調に終わったということです。
(静岡市 難波市長)
「161億円に対して2倍以上の入札額でしたが、そちらでやるわけにはいかないので、161億円の範囲内で工事を行います」
難波市長は、このように述べ、一部施設の供用開始は、予定通り2028年1月とし、計画を一部変更することを明らかにしました。
2025.02.05