静岡県内で年末の6日間に6件の交通死亡事故が発生したことを受け、鈴木康友知事は12月31日に「交通死亡事故多発警報」を発表しました。

静岡県内では12月25日に焼津市で乗用車と原付バイクが衝突し、原付バイクを運転していた女性（60）が死亡、12月30日には静岡市清水区で軽ワゴン車が歩行者をはね、歩行者の男性（46）が死亡するなど6日間で6件の交通死亡事故が起きました。

「交通死亡事故多発警報」の期間は12月31日から1月9日までの10日間で、県民に対し改めて交通事故の防止を呼びかけるとともに、警察による交通指導取り締まりの強化など緊急対策を実施する予定です。

「警報」の発表は2か月連続で、鈴木知事は「交通事故は、誰もが被害者、加害者になるおそれがあります。悲惨な交通事故を1件でも減らすため、警報を機に、県民の皆様一人ひとりが、自発的に交通事故の防止に取り組んでくださるよう、御理解と御協力をお願いいたします」とコメントしています。