2025.01.23

【トップセールス】静岡県産食材認知度向上と販路開拓へ知事アピール「いい品物 スピード感もって届けられる」

ニュース 静岡県の食材を売り込め。県産食材の認知度向上や新たな販路の開拓につなげるため、県は、22日、首都圏のホテルなどに向けた食材提案会を開催しました。会場では、知事自らがPRする場面も。

静岡県の食材を売り込め。県産食材の認知度向上や新たな販路の開拓につなげるため、県は、22日、首都圏のホテルなどに向けた食材提案会を開催しました。会場では、知事自らがPRする場面も。

(鈴木知事)
「静岡県の特徴は、首都圏に非常に近い。そしてアクセスが非常に良い」「皆さんのところに新鮮で非常に品質のいい品物をスピード感をもって届けられる」

22日、静岡市内のホテルで、首都圏の高級レストランやホテルなどに向けて、県産の食材をトップセールスした鈴木知事。これは「食材提案会」で、県産食材の認知度を高め、新たな販路を開拓しようと、開催されました。

会場には、県内の農林水産物の生産者や農協などのブースが数多く設置され、生産者らは、首都圏などから参加した15社に、おなじみの特産品から新たに売り出し中のものまで、県産の食材を幅広くPRしました。

(出店者)
「富士宮市は富士山の最大限受けていて、豊富な湧水量であったり、ニジマス養殖に適した場所。身がきめ細かく、触感の良さや味が濃いのが売りの商品」

(出店者)
「磐田の幸福なエビとして、『幸えび』と『福えび』の2つのブランドを、皆様にご案内していくことを考えている」

各出店者によるPRのあとは、ブースごとの商談へ。興味津々のバイヤーから、盛んに質問が飛びます。

(バイヤー)
「『きらぴ香』は新しい品種?」

(出店者)
「県内では2割ほどの生産量」

(バイヤー)
「元々静岡で作ったブランド?」

(出店者)
「そうです」

このほか、出店者の食材を用いた料理の試食タイムも設けられ、バイヤーの皆さんも県産の食材を味わいながら、どのように食材を生かしていくかなど、イメージを膨らませていました。

(SUD RestaurantTERAKOYA 木嶋 隆文 料理長)
「こういう使い方ができるかなと、真正面の角度ではなくて、色々な角度で使えるなと思いながら、今も食べていてそうだが、こういうやり方もあるんだと、勉強しながら、楽しませてもらっている」

(国分中部 地域共創部 髙橋 典裕 部長)
「お茶についても、高い瓶に入っていたり、色々な形での付加価値を上げるために努力されていることを感じた」

一方、鈴木知事は、県内の豊富な食材を訴求するのに苦労している現状を指摘し、今後も、商談会などを含め、積極的なPRをしていきたいと意気込みました。

(鈴木知事)
「PRをどうしていくか、訴求をどうしていくか、そこをちゃんとやれれば、もっともっと、静岡県の素晴らしい高品質の生産物が新たな販路に繋がるのではないか」

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