26日の「文化財防火デー」をまえに24日静岡市葵区の静岡浅間神社で文化財の防火訓練が行われました。

24日の訓練には静岡浅間神社の自衛消防隊や市の消防署員、地元消防団などおよそ70人が参加しました。

訓練は神社の本殿の裏山から出火したという想定で行われ神社の神職たちが消防へ通報するとともに、建物から宝物や文化財に見立てた箱を速やかに運び出しました。つづいて、本殿への延焼の危険性が高まったことを想定した消火訓練では高さ40mまで伸びるはしご車で国の重要文化財に指定されている八千戈神社に放水するなど火災が発生した時の手順などをを確認しました。

静岡浅間神社では、こうした訓練を重ねることで大切な文化財を火災からしっかり守っていきたいと話していました。