27日夜から28日未明にかけて県内で死亡事故が相次ぎました。富士市と伊東市でそれぞれ高齢者が車にひかれ死亡しました。

警察によりますと、27日午後7時10分ごろ、富士市松岡の市道で、50代の男性会社員が運転する車が歩行者をはねました。はねられたのは、近くに住む農業を営む男性（77）で、頭を強く打ち死亡しました。現場は、片側1車線の見通しのよい直線道路で、男性は、道路を横断していたところ、車にひかれたと見られています。

一方、伊東市八幡野の国道では、28日午前3時半ごろ、50代の男性が運転するトラックが道路わきに止まっていた軽トラックをよけようとしたところ、道路中央にいた男性をひきました。男性は頭を強く打ち死亡しました。男性は70代から80代と見られ、警察で身元の確認を進めています。トラックの運転手にけがはありませんでした。