2025.01.02

死亡事故相次ぎ『交通死亡事故多発警報』県警本部長が事故防止を呼びかけ (静岡)

ニュース 県内に交通死亡事故多発警報が発表される中、1月2日県警本部長が死亡事故現場を視察し、交通安全に努めてほしいと呼びかけました。

県内に交通死亡事故多発警報が発表される中1月2日、県警本部長が死亡事故現場を視察し、交通安全に努めてほしいと呼びかけました。

静岡県の鈴木知事は、12月25日から30日の6日間に6件の交通死亡事故が発生したことを受け、2か月連続で「交通死亡事故多発警報」を12月31日に発表しました。

警報発表を受け2日、静岡県警の津田隆好本部長は12月30日に静岡市清水区相生町で軽ワゴン車が歩行者をはね死亡させた現場を視察したほか、交通安全を呼びかけました。



【静岡県警 津田隆好本部長】
「なかなか死亡事故が減らないことを警察として深刻に受け止めている。夕方から夜間にかけて歩行者が事故にあうことが多かった これから日が長くなるが、そういう点を気を付けてほしい。年が明けたばかりだが県民の皆さんには安全運転をお願いしたい」

一方、年が明けた1月1日も死亡事故が相次ぎました。富士宮市では85歳男性が後退中のトラックにひかれ死亡。磐田市では一旦停止を無視した軽自動車が車と衝突し、後部座席に乗車していた69歳男性が死亡しています。

県は5か年計画で交通事故による死亡者数を年間80人以下にする目標を掲げる中、2024年1年間の交通事故による死亡者数は88人となっていて2023年から18人増加しています。県警は安全運転を呼び掛けるとともに取り締まりを強化しています。

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