(トランプ氏 支持者)
「USA!USA!USA!」
(共和党 トランプ氏)
「どうもありがとう」
「政治的な勝利だ。第47代大統領という特別な栄誉をあたえられたことに感謝したい」「これは、アメリカを再び偉大な国にすることを可能にするアメリカ国民にとって壮大な勝利だ」
アメリカ大統領選で勝利を確実にしたトランプ氏。
(トランプ氏 支持者)
「最高だよ!トランプ氏が戻ってくる!」
ニューヨークにあるトランプタワーの前では。
(記者)
「トランプ氏の勝利宣言を受けて、大音量の車が現れました」「トランプ氏のテーマソングといえるYMCAの曲を流しながら通り過ぎていきます」
(トランプ氏 支持者)
「すごくうれしいです!」「彼は私たちを守ってくれる天使です!」
歓喜にわいた、トランプ支持者ら。
大統領選は、接戦が予想されましたが、トランプ氏が過半数を大きく超え「圧勝」といえる結果に。静岡県民はどう思ったのでしょうか。
(県民)
「ちょっと不安ですよね、いろんな意味で。力で押してくるところがあるので、国際情勢も不安定、北朝鮮の動きも不安定なので」「平和な方に向かってくれればいいんですけど」
(県民)
「前回の4年間は、安倍さんが、上手くやってくれたんで、ちょっと日本に対する風当たりも弱かったかもしれないですけど、今回は日本側も内政が与党が過半数を割っちゃって、安定的な政治体制が築けるのかどうか」
(県民)
「今度は女性がなるかなって期待していた」「富裕層にとってはいいかもしれないけど、低所得者とかそういう方に対しての、気回しというか、そういう心はあるのかなぁと」
トランプ氏が輸入品の関税引き上げを訴えてきたことから、県内からも懸念の声が聞かれています。7日、静岡市で開かれた県産品の商談会。食品を取り扱う事業者やバイヤーたちは…。
(食用油脂製造業)
「(関税の引き上げは)必然的に物流費に関して乗っかる部分になる。最終的には一般価格にまで及ぼすのでは。そうなると売りたいものが売れるかどうかが課題になってくる」
これから輸出に力を入れようとしていた掛川茶の製造販売業者は…。
(掛川茶の製造販売業)
「弊社、輸出に取り組んでいなかったが、これから始まるところなものですから」「コストアップというのは最終的にブレーキがかかってしまうのは懸念される」
一方、意外なところで、期待の声が…。
( 掛川花鳥園 副島 慎介さん)
「こちらにいるのがトランプさんに似ていると言われる『キンケイ』という鳥になります」
掛川花鳥園のキンケイが、トランプ氏に似ている??実は、トランプ氏が初めて大統領になった当時、黄金色のキンケイが「似ている」と話題となり、人気者に。今、飼育しているキンケイは、当時とは色が違いますが…。
(来場者)
「何に似ている…?誰?トランプ?違う?確かに」「オールバックが似てるんだ、すごい、確かに似てる」
( 掛川花鳥園 副島 慎介さん)
「何にしても話題になると、鳥たちも見られるとうれしいこと。これを目当てに掛川花鳥園に来るきっかけになればうれしい」
勝利を確実としたトランプ氏は、さっそく各国の首脳らと電話で会談。石破首相とも、日本時間の7日朝9時半から約5分間、話したということです。
( 石破首相)
「できるだけ早期にお会いしようということを確認するとともに、日米同盟、さらに、より高い次元、より高い段階に引き上げていこうということで一致をいたしました。一言で言えば非常にフレンドリーな感じがしました」
一方、トランプ氏が、在日米軍の駐留費など安全保障面で、日本にさらなる負担を求めてくる懸念について、石破首相は、「いろいろな観点から日米同盟の強化を精力的に議論をしていきたい」と話すにとどまりました。石破首相は、来週、国際会議に出席するため南米を訪れるのにあわせてアメリカを訪問し、トランプ氏と会談することを模索しています。前回のトランプ政権下では、当時の安倍首相が親密な関係を築きましたが、石破総理はどのような関係を築いていくのでしょうか。
2024.11.07