JR東海は、1月18日岐阜県のリニアのトンネル工事現場付近で起きている地盤沈下について、工事による地下水位の低下が原因である可能性が高いと明らかにしました。
岐阜県瑞浪市にあるリニア中央新幹線のトンネル工事現場近くでは、地下水の低下と地盤沈下が起きていて、JR東海は18日、地盤沈下の原因について、調査の結果工事による地下水位の低下である可能性が高いと明らかにしました。
地盤沈下は、最大7.7センチで今後も下がる可能性があるということです。18日、JR東海が開いた説明会では、住民から「水位低下や地盤沈下の状況を受け止めたうえで対応してほしい」などの意見が出たほか、JR東海が専門家と相談しながら対応すると説明した上で、新たに水源を確保すると補償についても伝えたということです。
一方、静岡県内の南アルプスでのトンネル工事をめぐって、12月の専門部会で、JR東海は岐阜とは地質構造が異なるので地盤沈下のおそれはないと説明しています。
2025.01.20