地震による建物の倒壊や火災で多くの被害を出した阪神・淡路大震災から、1月17日で30年です。節目の年を迎えるにあたり、静岡県警では、1月15日、災害警備訓練を実施し、津田本部長も視察しました。
15日、松崎町で行われた災害警備訓練には、県警本部の機動隊員や緊急事態対策課、下田署などから隊員20人が参加しました。
訓練は、大津波などにより高い建物へ避難した要救助者を、ロープや器具を使って安全に救出する方法の確認や、ドローンで撮影した災害現場の映像を、低軌道衛星を用いた「スターリンク」と呼ばれるインターネット技術で県警本部に送るなど、伊豆半島の有事に即した訓練が行われました。
訓練を視察した津田隆好本部長は。
(静岡県警察 津田 隆好 本部長)
「あれから30年経って、警察の装備、資機材、救助技術もだいぶ高まってきている」「いざというときのために、ちゃんと対応できるようにするとともに、県民の皆様にも、しっかり、いざというときに備えていただきたい」
津田本部長は、南海トラフ地震を見据えて、県警の対応力を向上していくとともに、県民へも日頃の備えの確認を呼びかけました。
2025.01.15