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静岡県警は、第三者に使用させる目的で不正に銀行口座を開設し詐欺などの罪で起訴された20代の巡査長の男を懲戒免職にしたと発表しました。
2月20日付で懲戒免職の処分を受けたのは、詐欺の罪などで起訴された浜松中央警察署交通課の巡査長で27歳の男です。警察は、処分の理由について、被告の男が、2024年7月、浜松市内で第三者に使用させる目的で不正に銀行口座を開設し、利益を得ていたためと説明しています。被告の男は起訴事実を認めていて、「自分の気持ちが弱かった」などと反省しているということです。
県警の日吉知洋警務部長は、「組織として重く受け止めるとともに、改めて、被害者と県民の皆様に深くおわび申し上げます」とコメントしています。
警察官の懲戒免職は2024年度2人目となります。