ドラッグストアで高額の万引き事件が相次いでいることを受け、19日静岡県警はドラッグストアの防犯責任者に向けた研修会を開きました。
この研修会は県警と県防犯協会連合が共同で行ったもので、県内のドラッグストアの防犯責任者が参加しました。
県警によりますと、2024年1年間に県内で認知された万引きの件数は2669件で、被害総額はおよそ6000万円に上っています。
その中で警察が特に警戒しているのが、被害額が合計で10万円を超える大量万引きが80件発生しているというもので、転売目的で犯行に及ぶ外国人の割合が高いことなどが説明されました。
その上で担当者は、被害防止対策として店員による積極的な声掛けや高額商品は空箱を陳列するなどして万引きを防ぐ環境づくりが大切だと説明しました。
2025.02.20