静岡・裾野市立向田小学校が、統廃合により、2024年度いっぱいで、36年の歴史に幕を下ろすことになり、24日、閉校式が行われました。24日の閉校式には、児童や地域住民などが出席し、学びやとの別れを惜しみました。
裾野市立 向田小学校は、1989年に開校し、当時は525人の児童が通っていました。しかし、年を追うごとに児童数が減り続け、開校から36年目となる2024年度は79人まで減少しました。裾野市は、「子供たちに、集団の中で多様な学びをして欲しい」と、向田小学校と東小学校の統合を決め、3月31日をもって向田小は閉校することとなりました。閉校式では、代表の児童が、小学校への感謝の言葉を語りました。
(児童代表)
「向田小学校は閉校してしまいますが、向田小学校で経験したことや、たくさんの思い出を忘れずに、これからも新しいステージでがんばっていきたいと思います」
また、卒業生である東中学校吹奏楽部が演奏する中、出席者全員で最後の校歌を歌い、学びやとの別れを惜しみました。向田小学校の跡地には、2028年4月、裾野市立東中学校が移転する予定です。
2025.03.24