野菜の価格高騰が続き、家計にも大きな影響が出る中、聞こえてくるのは「家でサラダを食べると高くつく!」や「野菜は外で食べたほうが美味しい」という声。実際、街を調査してみると新鮮野菜がたっぷり味わえる店が。
このハンバーグ店では、全国各地から取り寄せた旬にこだわった絶品野菜がてんこ盛り。
(佐藤 優里 アナウンサー)
「甘っ。びっくりします」
さらに、富士山を望むレストランでは、大自然が育んだ富士山麓の採れたて新鮮野菜がなんと食べ放題。
(佐藤 優里 アナウンサー)
「おいしい。元気出る」
「エブリーライフ」は、鮮野菜をモリモリ食べて心も体もリフレッシュ。今注目の野菜がおいしくたっぷり食べられる店を調査します。
ある調査によると、野菜の価格高騰により「野菜不足を感じる」人は54.6%と半数を超えるなど、今、値上がりで野菜が十分に食べられない人が多いようです。そんな人たちにおすすめの店が。それが静岡市駿河区にある炭焼きハンバーグの「グラッチェ」。黒毛和牛とブラックアンガスの合いびき肉を備長炭で焼き上げたハンバーグが人気の店ですが、こだわっているのは肉だけではありません。オーナーシェフの青島さんに話を聞いてみると…。
(グラッチェ 青島 理晃 オーナーシェフ)
「実は、自分はすごく野菜にこだわってまして、全国の農家さんから、本当においしい野菜を季節で取り寄せているので、うちはスーパーとかで売っていない野菜、あまり目にかからない野菜を中心として、食べた時にちょっとびっくりするぐらいの甘さだとか、味の濃さだとか、そういうのを提供しています」
『多くの人に、おいしい野菜を食べてもらいたい』そんな思いから、青島さんは全国各地の野菜を自分の足で見て回り、その時期にベストな状態の旬の野菜だけを選び、取り寄せているのです。
(佐藤 優里 アナウンサー)
「これは何ですか?」
(グラッチェ 青島 理晃 オーナーシェフ)
「浜松の鈴木農園さんというところのオニオンヌーボーという…ここでしか採れない新しい玉ねぎですね」
(佐藤 優里 アナウンサー)
「こちらのおイモはなんですか?」
(グラッチェ 青島 理晃 オーナーシェフ)
「熟成ノーザンルビーっといって、ピンク色のジャガイモなんですけど」
(佐藤 優里 アナウンサー)
「熟成したおイモ?」
これは北海道産のノーザンルビーというジャガイモを、1年ほど熟成させたという珍しいもの。気になるのは、そのお味ですが…特別に試食させていただきました。
(佐藤 優里 アナウンサー)
「甘っ。 ん…えっ!?」
(グラッチェ 青島 理晃 オーナーシェフ)
「ですよね」
(佐藤 優里 アナウンサー)
「びっくりします。ジャガイモ?本当に甘いサツマイモを食べているみたいです。でも食感と後味は、しっかりジャガイモなんですよね」
この店のセットメニューには、このようなこだわりの野菜を使った野菜プレートがつき、自家製ドレッシングでいただくおかわり自由の新鮮野菜サラダに具だくさんのミネストローネスープ、浜松産のオニオンヌーボーのフリットに自家製ピクルスなど、とにかく野菜が盛りだくさん。そして、今回いただくハンバーグも、季節限定の「アスパラベーコンチーズハンバーグ」。旬のアスパラは静岡市の足久保産。さらに、ハンバーグの脇にも、ノーザンルージュなど様々な旬の焼き野菜がたっぷりと添えられます。
(佐藤 優里 アナウンサー)
「ん~おいしい。間違いない組み合わせでとってもおいしいです。何よりも野菜と合いますね。すごい食感が最高です。これ何ですか?」
(グラッチェ 青島 理晃 オーナーシェフ)
「それは赤カブですね」
(佐藤 優里 アナウンサー)
「歯ごたえがいい。何もつけてないのに、すごく甘くておいしいです。体が今すごく喜んでます」
他にも、「まるごとアボカドとチェダーチーズのハンバーグ」も大人気。これにも野菜がたっぷり添えられています。さらに、店で使用している野菜は宅配サービスで取り寄せることもでき、野菜好きのお客さんにとっても人気なんだとか。おいしいハンバーグはもちろん、絶品の野菜を楽しみに訪れてみてはいかがですか?
続いては…。
(佐藤 優里 アナウンサー)
「ご覧ください。富士山が目の前に広がっています。この富士山麓で育ったおいしいお野菜をたっぷりいただきます」
ここは、富士宮市にある食のテーマパーク「あさぎりフードパーク」にある「ビュッフェレストラン ふじさん」。天気が良ければ、雄大な富士山を目の前にして、おいしい料理をいただくことができる人気レストランですが、実はこちら、野菜がおいしいと評判なんです。
(ビュッフェレストラン ふじさん 川内 正弘 マネージャー)
「このあたり、朝霧高原ですけど、非常に標高がありまして、日中と夜間の温度差がすごくあるので、野菜にとって非常においしさが引き立つ環境ですね」
また、富士山からの湧水や、水はけのよい火山灰の土壌など、おいしい野菜が育つ環境が整っているのです。さらに、人気の理由はもう一つ…。
(ビュッフェレストラン ふじさん 川内 正弘 マネージャー)
「この敷地が、非常に人気のある『道の駅朝霧高原』と一体型の施設でございまして、そちらに納品される新鮮なお野菜を使わせていただいているということです」
地元の契約農家が毎日出荷する、「道の駅」で人気の採れたて新鮮野菜が、このレストランで絶品料理に調理され味わうことができるんです。
(佐藤 優里 アナウンサー)
「見てください…ありましたよ。新鮮なお野菜がたくさん並んでます。本当に色とりどりでおいしそう。見ているだけで元気になっちゃいます」
ここでは、“地産地消”をコンセプトに野菜を中心としたメニューがずらり。その他にも、地元名産のニジマスの寿司など35種類以上のメニューが並びます。ここで腕を振るうのは「ふじのくに食の都づくり仕事人」に選ばれた、すご腕シェフで、その味は折り紙付き。
(佐藤 優里 アナウンサー)
「いや、もう、たくさん種類があり過ぎて、色々取りすぎちゃいました。本当に、どれもおいしそうです」
この時期のおすすめは、この「春キャベツとアサリのパスタ」。色鮮やかなペペロンチーノ仕立ての逸品です。
(佐藤 優里 アナウンサー)
「ん…キャベツがシャキシャキ。これ新鮮な証拠ですね。おいしい…パスタにもすごく合う」
(ビュッフェレストラン ふじさん 川内 正弘 マネジャー)
「お野菜につきましては、火の入れ方も非常にポイントになってきますので、しっかり春キャベツの食感を残しつつ仕上げるところに重きを置いております」
さらに、これは「地野菜とチキンのトマトクリーム煮込み」。新玉ねぎに大根など9種類もの野菜がたっぷり。
(佐藤 優里 アナウンサー)
「甘い。このトマトのうま味に、いろいろなお野菜の甘みとうま味が溶け込んでいて、とても相性がいいですし、おいしすぎる。本当においしい。ん…」
このビュッフェは70分の食べ放題で2300円。もちろん、富士山麓の採れたて新鮮野菜も、お腹いっぱいになるまで堪能することができます。
野菜の高騰が続く今だからこそ、こだわり野菜がたくさん食べられるレストランで、心ゆくまで堪能してみてはいかがですか?
2025.03.25