2025.03.25

浜松小学生4人死傷事故 現場に軽トラックのブレーキ痕なし

ニュース 24日、浜松市で小学生4人の自転車の列に軽トラックが突っ込み、1人が死亡した事故で、現場にはブレーキ痕がなかったとみられることがわかりました。

24日、浜松市で小学生4人の自転車の列に軽トラックが突っ込み1人が死亡した事故で、現場にはブレーキ痕がなかったとみられることがわかりました。

警察や消防によりますと24日午後4時半過ぎ、浜松市中央区舘山寺町の道路で「車の前輪に小学生ぐらいの女の子が挟まっている」などと消防に通報がありました。

事故現場はカーブが続く坂道で軽トラックがこの坂道を下っていたところ路側帯を走っていた小学生の女の子4人の自転車の列に突っ込みました。

この事故で、近くに住む小学2年生の女子児童が死亡。小学4年生の姉が頭を強く打ち意識不明の重体。ほかに小学4年生の友人2人が軽いけがをしたということです。

捜査関係者によりますと現場にブレーキ痕はなく、軽トラックは壁にぶつかって停止したとみられています。

警察は軽トラックを運転していた78歳の男を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。

男は警察の調べに対し「運転中にけがをさせたことは間違いない」と容疑を認めていて、警察は25日、男の自宅に家宅捜索に入りました。

亡くなった女子児童の遺族は25日取材に応じ「(女子児童は)人懐っこい性格だった」「許せない気持ちです」とコメントしました。

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