菊川市立総合病院が産婦人科の分娩の受け入れを2026年3月をもって終了することを検討していることが分かりました。
菊川市立総合病院は内科や小児科、産婦人科など14の診療科がある市の基幹病院でこれまでも多くの分娩を対応してきました。
しかし、全国的な少子化の影響で菊川市立総合病院の分娩数も減少傾向にあり2017年度は113件でしたが2023年度は67件となっていました。
病院によりますと経営は慢性的に赤字が続いていて市は来年度の一般会計当初予算案から病院費としておよそ10億円の繰り出し金を計上していました。病院は経営改善を図るため、減少傾向にある分娩を来年3月での終了を検討していて、今後、関係機関などと協議を進めていくということです。
2025.03.21