静岡市清水区の化学工場周辺で有害性が指摘される化学物質「PFAS」が検出されている問題で、静岡市は周辺の井戸水から国の指針値の最大26倍の「PFAS」が検出されたと発表しました。
国の指針値を超える化学物質「PFAS」が検出されたのは、静岡市清水区三保の「三井・ケマーズフロロプロダクツ清水工場」周辺の地下水です。
静岡市は周辺の河川などで、国の指針値を超えるPFASが検出され、地下水についても調査を進めていましたが、会見で、工場周辺の井戸水からも、国の指針値の7倍から26倍のPFASが検出されたと発表しました。今後の対応について、難波市長は「健康被害への影響はほぼない」としつつ、三保地区の井戸水について「当分の間は飲用を控えてほしい」と呼びかけました。
2023.11.08