2024.11.07

【DX活用】大雨被災の国道のり面復旧工事…2次災害防止・効率化でドローン測量データ元に査定(静岡・下田土木事務所)

ニュース 静岡県下田土木事務所では、2024年6月の大雨で崩壊した、国道沿いの「のり面の復旧工事」のため、DXを活用して国の災害査定を受けました。

静岡県下田土木事務所では、2024年6月の大雨で崩壊した、国道沿いの「のり面の復旧工事」のため、DXを活用して国の災害査定を受けました。

査定が行われたのは、東伊豆町白田を通る国道135号線沿いの山側斜面で、幅30m・長さ100mにわたって崩壊しました。

通常の災害査定では、作業員が被災か所に立ち入って、実測したデータをもとに設計・査定が行われますが、今回の崩壊現場は、急傾斜に加え地盤も不安定なため、作業員の2次災害防止と、効率的な測量を両立させるため、ドローンによる航空測量から得られた3次元点群データを元に、崩壊した土石量などを算出し、設計、査定に臨みました。

(県下田土木事務所 企画検査課 土屋 勇太 さん)
「少ない時間と少ない人数で、測量・設計することができ効果的だと思う」

また、DXの活用は、担い手不足の解消にも期待されているということです。

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