2024.11.19

【医療過誤訴え】島田市の病院入院中に気管チューブなど外れ死亡…中学生の遺族が看護師ら刑事告訴へ(静岡)

ニュース 3月、静岡・島田市内の病院で、入院中の男子中学生が気管チューブなどが外れて心肺停止となり、その後死亡したことを受けて、遺族の代理人弁護士が、来週にも、看護師などを刑事告訴する方針を明らかにしました。

3月、静岡・島田市内の病院で、入院中の男子中学生が気管チューブなどが外れて心肺停止となり、その後死亡したことを受けて、遺族の代理人弁護士が、来週にも、看護師などを刑事告訴する方針を明らかにしました。

会見したのは、島田市立総合医療センターに入院していた、県中部地区に住む当時15歳の男子中学生の代理人弁護士です。男子中学生は、3月下旬、遷延性意識障害で入院中、気管チューブと人工呼吸器が外れ死亡しましたが、これが「医療過誤」にあたるとして、看護師4人と病院の管理者に対し、業務上過失致死の疑いで刑事告訴する方針を明らかにしました。

代理人弁護士は、看護師2人が直前に怠った機器交換が確実になされず、別の看護師2人も異常を知らせるアラームが6回鳴っていたにもかかわらず10分間にわたり放置するなど、注意義務を怠った結果、男子中学生が死亡したと主張しています。

遺族は、代理人弁護士を通じて「市民のための公立病院として公平公正な再検証をされてその責任をわきまえた誠意ある対応をしていただきたい」などとコメントしています。遺族は、来週にも刑事告訴する方針です。

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