2024.11.15

【届かない投票所入場券】原因は市選管のミスと判明 504通 911人分の印刷漏れ(静岡・沼津市)

ニュース 10月行われた衆院選の「投票所入場券」が沼津市の一部地域で届かなかった問題で、沼津市選挙管理委員会が、504通を誤って印刷していなかったことが原因と判明し、謝罪しました。

10月行われた衆院選の「投票所入場券」が沼津市の一部地域で届かなかった問題で、沼津市選挙管理委員会が、504通を誤って印刷していなかったことが原因と判明し、謝罪しました。

(沼津市選管)
「ご迷惑をおかけしたことについてお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。」

15日、会見で謝罪した沼津市選挙管理委員会。10月行われた衆院選で、沼津市の松長地区と今沢地区の一部で投票所入場券が投票日当日になっても届かなかったため、市選管が原因を調査してきました。その結果、届かなかった地区の入場券504通 911人分を、市選管が印刷していなかったことが明らかになりました。

この原因について、市選管は、宛名などの印刷は沼津市役所内で選管が行っていて、その際にシステムの操作を誤ったか、もしくは、ファイルの破損により504通分の印刷が実行されなかったとしています。

また、郵便局に持ち込む枚数も、本来よりも504通分少ない8万9034通が正しいと誤認していたため、不備に気づかなかったと説明しています。

沼津市選管は、今後複数の職員でチェックし合う体制づくりと、システムの操作を誤らないよう慎重に作業をすることで、再発防止に努めるということです。

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