2024.11.15

【格安】物価高騰で注目!お得な工場直売【静岡】

ニュース 物価高騰で注目されているのがお得な工場直売!!どれほど安いのか?人気の秘密を調査しました。

物価高騰で注目されているのがお得な工場直売!! どれほど安いのか?人気の秘密を調査!

物価高騰が続く中、注目を集めているのが工場直売!!

流通コストがかからない分、安く売られていたり、品質には問題ないチョイキズ品が格安となっていたりと、その“お得感”で人気を集めているのです。

こちらは静岡市清水区にある「ふかくら」の工場。

明治40年創業で、駿河湾で取れる新鮮な魚を1枚1枚ていねいに手作りで干物にするなど自家製にこだわった水産加工会社です。

こちらの商品は直営店のほか、県内のスーパーなどで売られていますが“工場直売”は4年前からスタート。工場の前に置かれたこちらの冷凍庫がショーケースです。

お客さんはこの中からお得な商品を見つける楽しみもあるようです。

中でも看板商品はこちらの「チョイキズパック」。いろいろな種類の干物がぎっしり詰まっています。

(ふかくら 製造部部長 川島豊一さん)
「毎日生産をしていると、中には頭が取れたり、しっぽがなかったり、規格外になったものを詰め合わせて、1パックに詰めています。」

通常ならば一枚400円ぐらいする干物がこちらはなんと1パック500円!!規格外でも味は変わらないためこの日も開店と同時に続々とお客さんが。


「チョイキズパックが始まって、あとは鮭とかいろいろあります」

長年こちらの工場直売のファンだという91歳の男性は…

(客)
「うまい、ここの。みんな言うんだよ。あそこのはうまいよ~って」
(客)
「週に一回か二回くらいは来させてもらっています。どれを食べても美味しいんですけど、自分が一番好きなのはエボダイですね。」

そのおいしさの秘密は製造方法へのこだわりが理由だといいます。

(ふかくら 製造部部長 川島豊一さん)
「今機械化になっているのが多いんですけど、一枚ずつ手でねプロが心込めて開くっていうのがこだわりです。」

おいしさのためには作業の時間とコストを惜しまずに、お客さんに喜んでもらえるよう手作業にこだわっているそうです。

(客)
「子どももいてよく食べるので、安くておいしいのはありがたいなと思って来ています」「よく食べます。大好きだよね」

(店)
「これが普通の真アジのタイプとノルウェー産のアジ。アジの種類が違ってくるんですよ。何の魚が好きかによっちゃうんですけど」

従業員がお客さんと一緒に親身になって商品を選んでくれるのも人気の理由の一つ。

そして工場直売のイチオシ商品がこちらの「焼きさば塩麴」

実はこちらのサバ、何と電子レンジで温めるだけでグリル調理と変わらない味を手軽に堪能できるのです!脂ものったこのサバの虜になること間違いなし!

また「ふかくら」では、月一回開催している朝市も大人気!!

(ふかくら 製造部部長 川島豊一さん)
「通常のチョイキズパックをはじめ、うちの直販店でも置いてある製品を少しお安く販売いたします。早い時だと6時前から50人くらい並んでいただいて、地元の方から遠方の方、一番遠い方が金沢から来てくれたりとかしています。」

そんな人気の朝市、次回開催は11月24日です!

続いては、浜松市にある「ヤタローアウトレットストア工場直売店」

スイーツやパンなどを製造しているヤタローグループの工場直売店です

オープン早々県外からやってきた人の姿が!

(客)
「愛知県から」「バウムクーヘンですね」「二人で来ていたので6個」

Q.きょうはどこから?
(客)「茨城県!」

旅行の帰りに初めて寄ったというこちらの男の子が取り出したのもバウムクーヘンでした。

みんなが口を揃えて言う「バウムクーヘン」店内をのぞくと売れる!売れる!売れる!お客さんが次々とかごに入れていく商品の正体が…こちら!

「切り落としバウムクーヘン」!

正規品のバウムクーヘンを製造する際に切り落としてしまう端の部分を、廃棄せずに販売しているのです。

そのため値段もとっても安く、重さによって変わりますがたっぷり、ずっしり入って300円~500円ほどと超~お得!

数量限定のため、売り切れ必至の超~人気商品です。

しかし、これだけではなく…様々な商品がとにかく安いのです!

例えば、こちらの袋にパンパンに詰まったパンの耳。なんと47枚も入ってたったの31円!!

また、こちらも人気商品の「ロールケーキの耳」もずっしりと詰まって400円ほどとこれまたかなりお得!!

切れ端の“耳”とは思えないほどクリームがぎっしり入っていますが、少しはみ出していたり、かたちが不揃いという理由で、安く提供しているそうです。

店を出てきたお客さんの買い物袋はみなさん商品でいっぱい!

しかし、何故ここまで安く提供できるのでしょうか。

(ヤタローアウトレットストア工場直売店 佐藤知咲さん)
「もったいない精神のもと、作りすぎちゃいました、やっちまいました、不揃い商品、ここだけの副産物、賞味期限間近といった商品を特別価格にて販売させていただいています。」

工場直送のため、仕分けや梱包、配送といった経費があかからない分安く提供することができるんだそうです。

(ヤタローアウトレットストア工場直売店 佐藤知咲さん)
「ほぼ毎日並ぶ商品もあれば、その日その時間だけに出会える商品もあります。お越しいただく度に新たな商品に出会えるかもしれません。」

食品ロスの削減にも貢献できる工場直売。みなさんもお得な商品を見つけに行ってみてはいかがですか?

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