12月2日決勝が行われるJ1昇格プレーオフ。28日、清水は大一番を前にサポーターの前で公開練習を行いました。

負けられない昇格プレーオフ。先週、清水はホームで山形と対戦。試合は0対0のスコアレスドローに終わり、年間順位で上回る清水が辛くも決勝への切符をつかみました。これで、12月2日に行われる東京Vとの一戦で全てが決まります。

そして、12月2日国立競技場で行われる決戦を前に、28日、公開練習が行われました。対戦相手の東京Vは清水よりも年間順位で上回っているため、決勝で清水は得点を決めて勝利が必要です。そのため、28日は、連携からのシュート練習などを行い攻撃の組み立て方を確認するなど、得点を取るための練習を繰り返していました。そんな中、山形戦を欠場した守備の要・GK権田修一選手は、この日も練習には参加しなかったため、コンディションの状態が気になります。一方、チームの攻撃を担う乾 選手は、決戦へ向け意気込みを語りました。

（乾 貴士 選手）
「自分たちのスタイルは攻撃的なところなので、まず点をとってしっかり勝ってこそ、J１に行けるだけのチームだという事を試合で見せつけてJ1に上がりたい」

また、秋葉監督も決戦を前に、サポーターに勝利を誓いました。

（秋葉 忠宏 監督）
「点をとらないと勝てない、わかりやすいシチュエーションですから、とにかくネットを揺さぶる、そのマインド、技術、アイデア、クオリティーを見せたいと思っています」

勝たなければ、J1昇格が出来ない清水。週末、サポーターとの約束でもある1年でのJ1返り咲きをかけた決戦に注目が集まります。