
静岡市清水区のグループホームで、入居者など10人が吐き気や発熱などの症状を訴え、静岡市はノロウイルスによる集団食中毒が発生したと発表しました。
静岡市保健所によりますと、集団食中毒が発生したのは、静岡市清水区江尻台町のグループホーム「Casa Shimizu」です。3月10日、施設関係者から、入居者が相次いで吐き気や発熱の症状が出ていると市に連絡があり、調査の結果、20歳から80歳までの入居者と介護職員の10人に症状が出ていることが判明したということです。
患者や調理従事者からはノロウイルスが検出され、食中毒の原因は、8日に施設で調理し提供されたカレーライスやサラダなどの食事と推定されています。患者10人は入院せず、全員快方に向かっているということです。
市は、施設を14日から当分の間、営業禁止としています。