顧客から預かった現金を横領したとして逮捕された富士宮信用金庫の元職員の男が、別の顧客からも、同様に横領した疑いで再逮捕されました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは富士宮信用金庫の元職員で26歳での男です。警察によりますと、容疑者の男は、2022年の11月中旬と翌12月中旬の2回にわたり、富士宮市内の顧客から預かった現金約300万円を横領した疑いがもたれています。
富士宮信用金庫などによりますと、容疑者の男は、2021年10月から2023年3月まで同金庫の淀川支店で営業係として勤務していましたが、2023年2月上旬、富士宮市内の顧客から預かった現金約100万円を横領した疑いで、すでに10月に逮捕されていました。男は、複数の顧客に「定期預金を作成する」などと虚偽の説明を行い、現金を受け取っていたとみられ、今回の容疑についても認めているということです。着服した現金は遊興費などに充てていて、被害総額は約3000万円に上るとみられています。
2024.11.05