5日、気象庁が行った緊急地震速報訓練に合わせて、静岡鉄道の静岡清水線で、緊急地震速報による列車停止訓練が行われました。
これは、気象庁が11月5日の「津波防災の日」の取り組みの一環として行った「緊急地震速報訓練」に合わせて静岡鉄道が実施したもので、地震発生時の被害を最小限に食い止めるための初期対応処置訓練として、乗客の協力のもと行われました。
(静岡鉄道 長沼営業所 運転指令室)
「静鉄各局、静鉄各局、こちら静鉄指令です。ただいまの発報信号は、緊急地震速報訓練により、沿線で大きな地震の発生が予測されたためです」
訓練では、午前10時、静岡清水線 長沼営業所の運転指令室で、大地震発生を想定した緊急地震速報を受信すると、全列車に対し緊急停止信号を発信しました。そして車内では…。
(車内アナウンス)
「急停車します。ご注意ください」
アナウンスの後、運行中の列車、上下線 合わせて7本の車両が約2分、一時停止しました。いつ起きてもおかしくない巨大地震。担当者によりますと、静岡鉄道では、地震に備え、今後、訓練の数を増やして行きたいということです。
2024.11.05