三島市の箱根西麓にある「高木農園」では、「七草がゆ」の具材となる「春の七草」の収穫作業に追われています。
新年に無病息災を願う風物詩「七草がゆ」。
きょうは三島市内の障がい者就労継続支援事業所の利用者およそ40人が「春の七草」のひとつ「すずしろ(大根)」の収穫を手伝いました。
これは、障がいのある人たちの就労を支援しようとJAと福祉施設が連携して行っているもので、短期アルバイトが集まりにくい農家と福祉施設の双方の事情を考えた取り組みです。
(NPO法人にじのかけ橋 鈴木涼太 副理事長)
「コロナ感染が広まって仕事がどうしてもなくなってしまった時に農家さんからご相談頂いて/利用者さんの仕事を確保できるっていう所が、ものすごいありがたく感じています」
こちらの「春の七草」は、県内や名古屋のスーパーなどにおよそ19万パック出荷される予定です。
2024.12.25