2023年も残すところ10日。コロナの5類移行後、初の年末年始となるため、帰省を考えている人が増えているようです。交通機関の混雑が予想されますが、航空旅行アナリストの鳥海さんがとっておきの情報を教えます。
この年末年始、多くの人が、12月29日から1月3日の6連休ですが、4日・5日を休んで1月8日まで11連休という人もいるようです。大型連休の予定は??街で聞いてみると…
Q 年末年始の予定は?
(街の人は)
「夫もわたしも地元が九州だが、帰省はインフルエンザなどがあるので控えてこっちでまったり過ごす予定」「こっちのお正月は初めてなので楽しみです」
(街の人は)
「特に連休などはない」「京都行きたい」
(街の人は)
「8日まで休みです、10連休」「お互いの実家に行く、帰ったらご飯食べて、ごろごろしてます」
JR東海が発表した年末年始の新幹線の予約状況は、名古屋・新大阪方面の下りのピークは12月29日、静岡発着のひかりは、29、30日の午前中、混雑が見られるということです。そして、東京方面の上りのピークは1月3日。元日は、下り・上りとも比較的余裕があるということです。
続いて高速道路です。ネクスコ中日本によりますと、名古屋方面の下り線で12月29日、30日、1月2日、東京方面の上り線で1月2日、3日に渋滞が多発すると予測しています。ピーク時には渋滞が、40キロに及ぶところもあるため、日程を見直すなど渋滞緩和に向けた協力を呼び掛けています。
先週、全員が静岡県内出身者という都内の学生寮を訪ね、年末年始の予定を聞いてみると。
(大学4年生)
「1週間以上は(実家に)いたい。ちょっとゆっくりしたいなと」
(大学1年生)
「親とやっぱり会いたいし、コミュニケーション取りたいので帰りたい」
実家に帰省し、ゆっくりしたいという声が。一方、静岡で大晦日までバイトに明け暮れるという人も。
(大学3年生)
「仲のいい先輩の実家でバイトさせていただく。そば屋ですね、おせち頑張って仕込みます。新年の縁起物じゃないですか、絶対失敗できないプレッシャーが」
コロナが5類に移行してから初の年末年始、多くの人が帰省を考えているようです。高速バスを運行する会社は、年末年始の予約が大幅に増えていると話します。
(WILLER EXPRESS 広報担当 竹内 美月さん )
「昨年と比べて予約が約5割増えています。コロナが落ち着いて、帰省やイベント、旅行に出かける人が多くなったというのが要因、夜行バスに乗ると朝到着するので、そういうメリットもあり利用されている」「長距離の路線もたくさん運行しているので、新幹線が行きたい時間に取れないと思っている人は、朝から活動できる夜行バスを、一つ選択肢として検討してほしい」
帰省する人が、増えることで忙しくなるところも。磐田市の寝具メーカーの工場。倉庫に案内してもらうと…
(丸八真綿 磐田工場 製造部 板東 亜紀夫 係長)
Q 倉庫一杯に積み上げられたこちらは何?
「レンタル用の布団になります。個人用のお客さまの商品が2000セット用意しています」
Q年末年始にはどうなる
「倉庫か空っぽになる状態です」
丸八真綿 磐田工場では布団のレンタルを行っていますが、年末年始は、すでに予約で一杯、1月10日分までの受け付けを終了しています。いまは、レンタル用の布団のクリーニングや出荷準備に追われていました。
(丸八真綿 磐田工場 製造部 板東 亜紀夫 係長)
「コロナ前以上の反響がことしはある、11月の終わりには用意していた布団が、すべて完売になった、コロナが明けて自由に行き来できるようになったことが大きい。実家に帰って家族で過ごすかたちになっている」
年末年始の一家団らん、ぜひ暖かい布団で過ごしてほしいと話していました。
2023.12.22