西伊豆町で、この時季の風物詩「潮カツオ」づくりが最盛期を迎えています。
「潮カツオ」は、「正月魚」とも呼ばれ、年始の縁起物として田子地区では、昔から欠かせないものとなっています。「潮カツオ」を製造している「カネサ鰹節商店」では、塩漬のカツオの塩をぬき形を整える作業が行われました。下処理したカツオはひもで縛り、やぐらに掛け季節風の西風で乾燥させ2、3週間ほどで完成します。ことし製造する潮カツオは、300本あまりということです。
(カネサ鰹節商店 芹沢安久さん)
「ことしのカツオは、特に脂が少なめなので、質はすごくいい。潮カツオを仕込み始めると、年末かな、と感じる」
作業は、出荷が始まる12月中旬まで続きます。
2024.11.24