2025.01.09

解体予定の建物を利用 静岡市消防局で企業が協力し「実践的な」消防訓練を実施

ニュース 民間企業が協力して、解体が予定されている実際の建物を使ったより実践的な消防訓練がきのう、静岡市で行われました。

民間企業が協力して、解体が予定されている実際の建物を使ったより実践的な消防訓練が8日、静岡市で行われました。

これは大東建託静岡支店が静岡市消防局に解体予定の5棟の建物を提供して行ったものです。

8日の訓練では地域住民も参加できるAED講習会が行われたほか、消防隊員らおよそ10人が参加し、煙が室内に充満した中で逃げ遅れた人を救出するなどの想定で訓練を行いました。

(静岡市消防局 駿河消防署 佐々木龍風消防司令)
「やはり我々が普段訓練するのは、消防署にある訓練棟が主になるんですけど、毎回同じ設定・条件では現場はありませんので、様々な状況で実際に訓練させていただけるというのは本当にありがたいことですね」

大東建託では、地域の災害対応能力の向上に繋げるためにもこのような活動を全国で展開していく予定だということです。

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