3日夕方、浜松市内で突風による被害が相次いで発生し、割れたガラスで子ども1人がけがをしたほか、家屋の一部や車が飛ばされるなどの被害が出ました。
3日午後5時半ごろから、浜松市中央区では突風による被害の通報が相次ぎました。
(西尾 拓哉 記者)
「突風の影響でしょうか、こちらの建物は壁が大破し、一部が道路上に落ちてしまっています。]
浜松市危機管理課によりますと、浜松市中央区では建物の屋根や車が横転するなどの被害が14件確認。湖東町に住む12歳の男の子が足に軽いけがを負っています。これらの被害は、東名浜松西インターから三方原霊園付近にわたる南北の一直線上に集中。
4件の被害が確認されている花川町で当時の状況を聞くと・・
(突風を目撃した住人)
「18時くらいで、ちょうど私部屋でパソコンをやってて、地震みたいな感じで家が揺れて、風も結構吹いてたんで、すごい風だなと思って」
突風から一夜明け、被害のあった住宅では、壊れた建物の破片などの後片付けに追われていました。
(被害にあった住人)
「音がゴーッと南から来たので、ふいっと見たら前はガーガー言って、瓦からいろいろ渦になって飛んでるじゃん。すごいなーって思ったよ。もう一瞬。通って見たらもうこれ跡形もなく、そこらじゅう被害」
突風による大きな被害。気象庁は、被害状況の確認のため、先ほど現地に入り調査を始めました。
気象台は、4日も県内では大気の状態が非常に不安定となっていることから、夕方にかけて非常に激しい雨が降る恐れがあるとして注意を呼び掛けています。
2024.10.04