2024.07.25

佳子さまが「全日本高等学校馬術競技大会」ご臨席で高校生にエール…午後は「静岡がんセンター」ご訪問(静岡)

ニュース 佳子さまが静岡・御殿場市での馬術競技大会にご臨席、参加の高校生に高校生たちに激励の言葉を送られました。また、午後には長泉町の「静岡がんセンター」を訪問され、若い世代が入院する病棟などを視察されたということです。

(坂井 太一 記者)
「佳子さまが、御殿場市の馬術競技大会の会場に到着されました。鈴木知事らが出迎えています」

秋篠宮家の二女・佳子さまは、25日 午前10時過ぎに、「御殿場市馬術・スポーツセンター」に到着され、鈴木知事や御殿場市の勝又市長らが出迎えました。

佳子さまは、ひとりひとりから自己紹介を受けると、お辞儀をし、「よろしくお願いいたします」と応えられていました。

(佳子さま)
「ありがとうございます。よろしくお願いいたします」

佳子さまが初めて御殿場市を訪れ、馬術大会をご覧になられたのは9年前。2015年のことでした。

(佳子さま・2015年当時)
「皆様が、これまでの練習の成果を存分に発揮され、各地から集まった方々との交流を深められることを願っております」

これ以降、大会の度に訪問されることが多くなり、今回で6回目の訪問となりました。これまでは、地元の園児たちがお出迎えをする時もあり、その都度、ほほえましいシーンが見られました。

(佳子さま・2018年当時)
「みんなは何歳ですか?」

(園児)
「5歳!」「6歳!」

(佳子さま・2018年当時)
「私は23歳です」

また、翌年の2019年には…。

(園児)
「普通にきれいじゃん」

(佳子さま・2019年当時)
「ありがとう。みんな同じクラスなんですか?」

(園児)
「青空組」「一番上」「年長」

(佳子さま・2019年当時)
「年長さんなんだ、そうなんだね。じゃあ来年から小学生ですね」

(園児)
「そういうわけ!」

今回、園児たちによるお出迎えは、熱中症への対策もあり、しないことになったということです。

また、佳子さまと言えば、公務の度に話題にあがるのが、「服装」です。2023年、ペルーを訪れた際は、アルパカのネックレスを身につけられていたり…姉の小室眞子さんが着ていたものということで話題となったエメラルドグリーンの装いなど、注目されました。また、世界遺産・マチュピチュ遺跡では、マウンテンパーカーにスニーカーという装い。

2024年5月、ギリシャでの国際親善に取り組まれ、世界遺産・パルテノン神殿を訪問された際の装いは、ギリシャの国旗の色にあわせた青い半袖のニット。その後、「似ている」と噂されたブランドの商品が、在庫切れとなるほどの人気にもなりました。

2015年から2023年までで、5回、御殿場市を訪問された佳子さま。その装いは、黒のジャケットか白のジャケットをお召しになっていました。

そして、25日。佳子さまは、淡いベージュ色のワンピースにジャケットという装いでした。茶色のカバンを持たれて、耳には、葉の形をしたアクセサリーも。

(茨城から来た人)
「入ってこられたときのオーラが違いますね。神々しいというか素敵なお方でした。クリーム色みたいなお召し物を着ていたのですけど、長袖ですけど、暑く見えずさわやかな感じで素敵でした」

佳子さまは、まず、馬術大会の開会式にご出席され、競技を控える高校生たちに激励の言葉を送られました。

(佳子さま)
「本日第58回全日本高等学校馬術競技大会が壮大な富士の高嶺と、深い緑に囲まれたここ御殿場市馬術スポーツセンターにおいて開催され、皆さまにお会いできましたこと、大変うれしく思います」「選手の皆さまは、日々心を込めて馬に接し、馬との信頼関係を大切にされながら、目標に向かって様々な課題を乗り越え、頑張ってこられたことでしょう」「皆さまが馬と心を通い合わせ、一体となって積み重ねてきた努力の成果を、存分に発揮できるよう応援しています」「この大会が、皆さまにとって思い出に残る素晴らしい大会になることを祈念し、開会式に寄せる言葉といたします」

(福井から来た人)
「去年も開会式見させてもらって、毎年、佳子さまいらっしゃっているので、毎回違うお言葉を頂いていて感激しています」「違いますよ、オーラっていうか、お姿というか、全然違います。神々しい。遠めですけど、佳子さま拝見できてすごくうれしかった」

(広島から来た人)
「一生ものだなと、日本のプリンセスみたいな方なので、お目にかかれて光栄です」「とても素敵な方で、かわいらしい感じで、娘も佳子さまが来られるのとても楽しみにしていたので、私もお会いできてうれしかった」

その後、午後1時から始まった競技を観覧された佳子さま。この大会は、馬術競技の高校日本一を決める大会で、いわゆる「インターハイ」です。全国から地区予選を勝ち抜いた36校、184人の高校生たちが参加していて、県内からは磐田農業高校が出場しています。佳子さまは、選手たちの巧みな手綱さばきに拍手を送られていました。

(全日本高等学校馬術競技会 今村 秀樹 副会長)
「ありがたいと思っています。生徒たちの励みになります。大会自身の格、ステータスがあがると思う。大変うれしく思う」

馬術大会をご覧になられた後は、長泉町の「静岡がんセンター」を訪れた佳子さま。中では、スタッフの案内のもと、若い世代が入院する病棟などを視察されたということです。

そして、午後4時ごろに、がんセンターの前で、佳子さまを知事などがお見送りしました。その中には、地元の園児たちの姿も!

佳子さまが、次に県内を訪れるのは、いつになるでしょうか。

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