9日、エコパスタジアムで行われた選手権静岡県大会準決勝。第一試合では、エンジの浜松開誠館と黄色の藤枝明誠、強豪校同士が激突。
前半3分、最初のチャンスは開誠館。フリーキックを得ると、合わせたのは9番服部。2年生服部の巧みなヘディングシュートで開誠館が先制します!
対する明誠は19分、13番水上が抜け出すと合わせたのは9番キング!しかし、ここはうまくミートできず…。さらに明誠は26分にも、エース水上が狙いますが、ここも枠をとらえません。
試合は、開誠館1点リードで後半へ。
5分、開誠館にコーナーキックのチャンス。このボールが混戦になると最後は13番森下が押し込み3試合連続ゴール!明誠を突き放します。
すると10分、今度は明誠にPKのチャンス!これを9番キングが冷静に沈め、1点差に詰め寄ります。さらに攻める明誠は、31分。8番大西がドリブルで持ち込み、シュート!しかし、ここは開誠館の守護神・戸塚がビッグセーブ!ゴールを許しません。
結局、最後まで藤枝明誠の反撃をしのぎ切った浜松開誠館が、2年ぶりの決勝へコマを進めました。
(浜松開誠館 DF14 岩崎 総汰・3年 ゲームキャプテン)
「厳しい展開がある中で、自分たちの強みを出せたので良かった。最高の景色を見られるように頑張る」
準決勝第2試合は、県3冠を目指す前回王者・静岡学園対、9年ぶりのベスト4進出を果たした飛龍が対戦。
最初にチャンスを作ったのは飛龍。前半7分のフリーキック、蹴るのは、10番キャプテン丹羽。ゴールとはなりませんが、積極的にゴールを狙います。
試合が動いたのは28分静学は右サイドからチャンスを作ると…。クロスのこぼれ球を24番篠塚が蹴り込み、静学が先制します!勢いにのる静学は、さらに32分…、11番原がエリア内で倒され、PKを獲得。このPKを、3番・岩田が確実に決め、静学がリードを広げます。さらに静学は38分にも乾が決め、前半で3ー0に。後半に入っても攻撃の手を緩めない静学は、12分、右サイドバックの22番望月が決め4点目。
その後2点を加えた静学に対し、一矢報いたい飛龍は32分、13番渡邊が意地の一発!1点を返します。それでも試合は大量6ゴールを奪った静岡学園が決勝進出!連覇に王手をかけました。
(静岡学園 MF 24 篠塚 怜音・2年)
「最初のチャンスで自分のところにボールがこぼれ、いいコースに転がって良かった。今シーズン始まってチームもよくなってきている。最後優勝で終わりたい」
2024.11.11