静岡市は、県でリニア問題を担当していた織部康宏元理事を、環境政策監として採用する方針を固めたことが分かりました。
10月に県を退職した織部康宏氏は、環境局長時代からリニア問題に関わり、定年退職後も南アルプス環境保全の担当理事に起用されるなど、計6年半にわたり、リニア問題に対応してきました。関係者によると、静岡市は環境政策監のポストを創設し、20日付けで織部さんを採用する方針を固めました。任期は3年5か月で、リニア問題のほかにプラスチックの分別回収などの事業も担当する予定です。
織部氏は、難波市長が副知事在任中に、直属の部下としてリニア問題を担当していて、難波市長は4月の就任時、川勝知事に対しリニア関連で、県職員の静岡市入りを打診していました。
2023.11.17