
静岡・磐田市は、増加傾向から対応が急務となっている「空き家」対策で、中古住宅の再生事業者と協定を締結しました。
3月13日に、磐田市と「空き家」の予防・解消や有効活用の推進に関する協定を締結したのは、群馬県に本社を置き、全国で「空き家」の買い取りからリフォーム、販売までを手がけている「カチタス」です。
この協定により、磐田市が、自治会などからの「空き家」情報を元に、「カチタス」に「空き家」の査定などを依頼し、市は、その査定資料などを「空き家」の所有者に提供するとともに、今後の活用について相談に応じていくということです。
今回の協定締結について、草地博昭市長は、「増える空き家に対して市だけでは対応しきれない。企業と連携することで、『空き家』を有効活用していきたい」と話し、また、「カチタス」の新井健資社長は、「協定の締結が、一つでも多くの『空き家』解決のきっかけになれば」などと話していました。