今週末J1昇格のかかるプレーオフ山形戦に向け、21日、J2清水エスパルスが、公開練習を行いました。

先週、J1自動昇格を賭けたJ2最終節、清水は、水戸を相手に悔しい引き分けに終わりました。その結果、順位を2位から4位に落とし、J1昇格プレーオフにまわることに…。そして、21日、チームは11月25日にホームで行われる山形戦を前に、公開練習を行いました。練習に参加した選手たちは、終始、リラックスした雰囲気でトレーニングに励んでいました。その様子を間近で見たサポーターは…

（サポーター）
「（J1昇格は）プレーオフにかかっているので、私も力になるとしたら応援しかないので、自分にできることをする」
「雰囲気も良さそうだた、（山形戦まで）あと3日あるので、絶対勝ってくれると信じています」

そんな中、チームの大黒柱である権田修一 選手は、コンディション調整の為、全体練習には参加せず、ボール拾いなどチームを裏側で支えていました。その一方、攻撃の中心を担う乾貴士選手は、練習中、人一倍大きな声を出し、チームを鼓舞していました。

（乾 貴士 選手）
「この間の水戸戦で（サポーターを）失望させてしまったので、サポーターの皆さんも、もう一回諦めずに、自分たちを信じて応援してもらいたいと思います」

秋葉監督は、サポーターの為に全力を尽くすとことを誓っています。

（秋葉忠宏 監督）
「必ず最後あと2つ、皆さんの力と共にプレーオフを勝ち取って、また帰るべき場所、J1へ昇格できるよう、ぜひ最後の最後まで、また一緒に戦ってください」

J1昇格まであと2勝。そのために、まずは25日の山形戦をサポーターと一体となって戦います。