2023年12月、沼津市で両親と暮らす自宅アパートに火をつけ全焼させたとして、現住建造物等放火罪に問われた男(51)の裁判員裁判で、地裁沼津支部は懲役7年の実刑判決を言い渡しました。
判決などによりますと、男は2023年12月、沼津市大塚の両親と暮らす自宅で、ターボライターで火をつけたクッションをソファベッドに投げ入れて火を放ち、アパートの1室を全焼させ、70代の父親が逃げ遅れて亡くなりました。
19日の判決公判で、地裁沼津支部の野澤晃一裁判長は「食事の準備をしておく約束を守らなかった母親に腹を立て、また自分に関心を持ってもらいたいなどと思い犯行に及んだ。」「他の部屋にも被害が及ぶ相当危険な犯行である」などと述べ、懲役7年の実刑判決を言い渡しました。
2024.12.20