2024.10.29

【Café de ごはん】見晴らしのいい高台に建つ 41年続く人気の喫茶店「カンサー」(静岡・島田市)

ニュース お気に入りの 癒しの空間でおいしいお料理。今日ものんびりいただきます。Cafe deごはん♪ 島田市にある牧之原公園の近く、見晴らしのいい高台に建つ、41年続く人気の喫茶店「カンサー」を紹介します。

お気に入りの 癒しの空間でおいしいお料理。今日ものんびりいただきます。Cafe deごはん♪

島田市にある牧之原公園の近く、見晴らしのいい高台に建つのは、ここで41年続く人気の喫茶店「カンサー」。普段は夕方5時までですが金曜・土曜は夜8時まで営業しています。

(澤井アナ)
「こんばんは、おじゃまします。来たときはまだ明るかったんですけど、夕方になると夜景がきれいですね」
(カンサー 太田理絵さん)
「はい、夜景きれいです。これからの時季は、もっと澄んで見えるので、もっと輝きがいいと思います。」

晴れた日の昼間には、眼下に広がる金谷の町並みだけでなく、富士山も見えるという、贅沢な景色が楽しめます。

(澤井アナ)「これ、お店からの景色ですか?
(太田さん)「お店からの景色ですけどね」
(澤井アナ)「素敵!この大井川と富士山のコントラストが最高にきれいですね」
(太田さん)「はい、宝ですね~」

そんな絶景を見ながら食べられるおすすめメニューは?

(太田さん)
「昔ながらのナポリタンで、お店の名前を使ったカンサースパゲッティや、シーフードスパゲッティとかは出ます。これからの時季はドリアとか・・」
(澤井アナ)「ドリア、最高じゃないですか!」

ということで、寒くなるこれからの季節におすすめというドリアをいただきます!

(太田さん)「お待たせしました、シーフードドリアです。」
(澤井アナ)
「わ~おいしそう~。この、チーズの香り、いいですね~おいしそうです。わ~熱々ですね~ふ~ふ~ふ~いただきます。ん~口に入れた瞬間、シーフードが香りました。シーフードは和風テイストなんですかね?
(太田さん)
「そうなんです、和風テイストです。しょうゆベースで・・なので、お年寄りの方がけっこう食べてくださいます。」
(澤井アナ)「あっさりしています。食べやすいです!これ、女性の方とか・・」
(太田さん)「女性の方すごい注文してくれます。」
(澤井アナ)「あ、出ていました、エビ~」
(太田さん)「中には、エビ、アサリ、ホタテ、が入っています。」
(澤井アナ)「いろいろ入っているんですね。ん~エビぷりっぷりっ!おいしい。このドリアっていうのは、ずっとあるメニューなんですか?」
(太田さん)「はい、そうです。創業 41年前からあるメニューです。」

もともと、理絵さんの両親が始めたお店ですが、いまは娘の理絵さんが中心となって切り盛りしています。

(澤井アナ)「理絵さんがお店を引き継ごうと思われたのには何かきっかけがあったんですか?
(太田さん)「はい、父がちょっと病気をしてしまって、それで、手伝おうかなって。で、入りました。
(澤井アナ)「それまで、何か別のお仕事をされていたんですか?」
(太田さん)「はい、保育士をしていました。昔から父と母の姿を見ているので、やっぱ守らなきゃいけないものは、あるなって思って・・」

今でもカンサーの料理は両親が作っていますが、理絵さんのアイデアで生まれたメニューもあるんです。それが…!

(澤井アナ)「さっきから目の端に気になるものがあるんですよ。これパンケーキ」

食後のデザートに注文してみると・・・!!

(太田さん)「お待たせしました。富士山フルーツパンケーキです。」
(澤井アナ)「えへへへ~ すっごいボリューム!うわ~、まさに富士山盛りですね。こんな分厚いパンケーキみたことないですけど」

理絵さんが10年前に考案した富士山フルーツパンケーキは、今では「喫茶カンサー」の定番人気メニューになりました。それにしても驚きのビッグサイズ!通常はシェアすることをすすめているそうです。

(太田さん)「好きなところからカットしてください。」
(澤井アナ)「じゃあ、いったんパンケーキにナイフを入れてみます。よいしょ、え?結構手ごたえがあるというか」
(太田さん)「弾力あります」
(澤井アナ)「弾力しっかりしてますね。ん~ やさしい甘み~」
(太田さん)「昔ながらのパンケーキっていう」
(澤井アナ)「ホットケーキをすっごく分厚くした感じ。おいしいです。これランチで来て、ごはんの代わりにこれだけで済ますっていう」
(太田さん)「そういうお客さんが、若い子たちは、これを食べにお昼に来てくれます。」
(澤井アナ)「アイスが出てこない・・あ、あ、崩れてきちゃった。ん~全部がこのパンケーキに合うようにセットされていますよね。」
(太田さん)「ケーキの甘さはちょっと控えてて、生クリームとアイスが甘いので、それで調節して食べていただけたらと思います。」

この富士山フルーツパンケーキの誕生で、喫茶カンサーに、ある変化があったといいます。

(父・渡邊秀夫さん)
「常連さんはともかく、若い人が増えたっていうかね、娘の力もあるでしょうけど。デザートがすごく増えましたからね。」
(澤井アナ)「すごく素敵な親子でいらっしゃいますよね~」
(母・渡邊まさ子さん)「お互いね、お互いにね、いないと困る、感じですね!」
(澤井アナ)「欠かせない存在なんですね、お互いにとって」
(太田さん)「一人欠けちゃうとだめなんです。」

景色がよくて、料理もおいしい!さらにあったかい雰囲気の「喫茶カンサー」。時間が経つのも忘れてしまいそうな居心地のいい空間でした。

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