高校生がサッカーに青春を注ぎ全力プレーで戦う夢舞台“選手権”。103回目の静岡県代表は静岡学園となりました!

雨の決勝。聖地エコパスタジアムには、9000人を超えるサッカーファンが詰めかけました。大会連覇を狙う全国屈指のテクニック軍団静岡学園と2年ぶりの全国をかけたハイプレスの浜松開誠館。キックオフの瞬間から両者の魂がぶつかり合う、凄まじい決勝戦がスタート。「序盤から一瞬の隙も与えませんよ」と静かに語った開誠館の青嶋監督。その言葉通り、エンジ色のユニフォームが襲い掛かるようにプレスをかける展開でした。しかし、そのプレッシャーをかわし技術で前進したのが緑の静岡学園。局面での冷静な落ち着き、濡れたピッチを物ともせず11人全員が確かな技術を存分に発揮。前半に1点。試合終了間際にダメ押しの2点目を決めた静岡学園が大会連覇を達成しました。試合後、カメラの前に立った就任16年目の川口修監督は「何よりこの優勝が格別に嬉しい」と噛みしめました。普段、高校最高峰のプレミアリーグでしのぎを削る静岡学園は、そのリーグ戦では開幕からいきなり5連敗。さらに、同じ高体連所属の熊本県の大津高校には1-8と大敗したゲームもありました。例年になくチームがバラバラで、基準を上げるため甘さを徹底して排除してきたと話す川口監督。「苦しい経験を乗り越え、選手権で自信をもってプレーしてくれた」と大会期間中にも大きく成長した選手たちを称賛していました。

そして、大会連覇を達成した選手たちが翌17日(日)の「KICK OFF! SHIZUOKA」に登場!副キャプテンの岩田琉唯選手(3年)、得点王に輝いた乾皓洋選手(3年)、2点目を決めた天野太陽選手(3年)、スピードスター原星也選手(3年)が来てくれました!ゲストは元日本代表の森岡隆三さんと元なでしこジャパンでタレントの丸山桂里奈さんのお二人!桂里奈さんの面白コメントに緊張もほぐれ高校生らしい表情が何度も見られ特別な放送回になりました!静岡学園の皆さん本当におめでとうございます!そして、静学スタイルで日本1になる瞬間を楽しみにしています!


須藤 駿介