鹿児島県警の警察官を逮捕　警察学校に在籍時に“大麻”購入か

鹿児島県警の警察官の男が大麻のようなものを購入したとして、逮捕・送検されました。事件当時、警察官は警察学校に在籍していました。

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鹿児島中央警察署の巡査、吉松紘大容疑者（24）が麻薬特例法違反の疑いで逮捕されました。

吉松容疑者は去年4月に鹿児島県警の警察官として採用されました。今年1月には鹿児島県警察学校で行われた卒業式に何食わぬ顔で出席していました。宮崎県警によりますと、警察学校に在籍していた去年8月に宮崎県日南市内の駐車場で同級生の男から大麻のようなものおよそ3.2グラムを購入した疑いが持たれています。

この事件を巡っては、ほかに吉松容疑者の同級生2人を含む4人の男が大麻取締法違反の疑いで逮捕されていて、宮崎県警はいずれも認否を明らかにしていません。

記者
「午後3時前です。吉松容疑者を乗せた車が宮崎地検へと入ってきました」

吉松容疑者の身柄は15日に検察庁に送られました。鹿児島県警の樋渡公義首席監察官は、「県民の皆様に深くおわび申し上げます。今後、宮崎県警の捜査に協力し事実関係を踏まえた上で厳正に対処します」とコメントしています。