【PFAS】静岡市清水区の工場周辺で検出された化学物質の市調査費巡る住民監査請求について監査委員は請求棄却

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静岡 2025.04.01 15:10

発がん性が疑われる化学物質「PFAS」が、静岡市清水区の化学工場周辺で検出された問題で、地元団体が、市の行った調査費用を工場側が支払うべきとして市に対して行った住民監査請求について、監査委員は「再給に理由がない」として請求を棄却しました。

この住民監査請求は、市民団体「清水PFAS問題を考える連絡会」が2025年2月20日に行ったものです。請求では、静岡市に対し、2023年に市が行った、清水区三保の「三井・ケマーズフロロプロダクツ」の工場周辺でのPFAS調査の費用665万円余りについて、原因をつくった企業に、その費用を請求すべきとしていました。

静岡市の4月1日の発表によりますと、監査の結果、「静岡市の責務として法律の規定による常時監視事務を実施したもので調査費用の支出は損害であるといえない」「当該物質を排出した者に調査費用相当額の負担を求める法令規定はない」また、「企業にに対し何ら債権なく、管理を違法・不当に怠る事実もない」ため「請求には理由がない」として、3月28日の監査委員協議会で、この請求を棄却することを決定し、4月1日、市民団体側に通知したということです。