新たな雇用創出に期待 菓子メーカー「シュクレイ」の新工場 静岡市に完成
東京駅や羽田空港などで土産物の菓子を販売している都内の菓子メーカーの新工場が静岡市に新たに建設したことを受け、29日、竣工式が行われました。
(テープカット)
「竣工を祝しテープカットです」
竣工式が行われたのは、菓子メーカーの「シュクレイ」が静岡市駿河区に新たに建設した「富士山静岡工場」です。
竣工式には、静岡市の難波市長をはじめ会社の取引関係者や近隣住民など、およそ75人が参加しました。
シュクレイは東京都に本社を置く菓子メーカーで、主に駅や空港、百貨店などを中心にクッキーなどの菓子製品を製造、販売しています。
シュクレイは、去年閉鎖した別会社の工場の土地と建物を取得。ここに、新たに、菓子の製造ラインを導入するため、設備などを新しくする改修工事を行っていて、
工場の設置や本社機能の移転・拡充などを支援する静岡市の補助金制度を活用する予定です。
(シュクレイ 生産本部 小林亮太さん)
「地域の皆様に愛していただけるような工場、その中で地域の皆様の知恵も借りながら、私たちも勉強させていただきながら、ともに成長していける工場にしていきたい」
シュクレイの県内工場は、浜松市に続き静岡市が2か所目で、富士山静岡工場では、今後、60人程度が新工場で働く予定で、静岡市では、新たな雇用拡大の原動力として期待を寄せています。