静岡市内で飲食店を経営する男性の遺体が損壊、遺棄され男女3人が逮捕された事件で遺体の遺棄に使用された車は19歳の女が業者に清掃を依頼したとみられることが新たに分かりました。
死体損壊・遺棄の疑いで逮捕されたのは会社役員の鈴木聖人容疑者(31)、飲食店店長・三宅涼馬容疑者(27)、アルバイト店員の女(19)の3人です。
鈴木容疑者ら3人は今年6月ごろから10月ごろにかけ静岡市葵区の会社役員仁藤貴之さん(当時30)の遺体を損壊した上、遺棄した疑いがもたれています。
捜査関係者によりますと3人はワゴン車を使用し藤枝市内の山中に遺体を遺棄されたとみられ、遺体の損傷は激しく焼かれた可能性があるといいます。
またワゴン車は遺棄後、静岡市内の業者に清掃が依頼されており、当時車内からは悪臭や血痕などが確認されていて、清掃を依頼したのはアルバイト店員の女とみられています。
その後、押収したワゴン車を調べたところ仁藤さんのものとみられる血液反応が確認されたということです。
3人は遺体を藤枝市内の山中に遺棄する前、掛川市内など県西部方面にも移動していてたことがワゴン車のGPS記録から確認されていて、警察は遺棄現場などを探し回った可能性もあるとみて殺人容疑も視野に捜査を続けています。
2024.12.11